「逃げられました」発熱感知も検査に応じず・・・
沖縄タイムス
【転載開始】
■「逃げられました」発熱感知も検査に応じず
GoToで沖縄の玄関口、多難な船出
2020年7月23日
22日に始まった観光支援の
「Go To トラベル」。
新型コロナウイルスの感染拡大防止と観光需要
の両立に注目が集まるが、那覇空港では発熱者
を割り出す サーモグラフィーの担当スタッフが、
強制力を伴わない検査態勢に苦慮。
「30~40分で結果が判明する」と
玉城デニー知事が打ち出した唾液の抗原検査は、
23日へ持ち越しとなり、空の玄関口は多難な
船出となった。
「逃げられました」。 午後0時5分。
国内線到着口B付近で、サーモグラフィー担当者
2人が慌てだ した。
カメラが37・5度以上の発熱を感知。
スタッフが該当する男性を呼び止めて検温を求め
たが、男性は応じず、その場を去った。
「モニターに映る男性が真っ赤だったので熱はあ
るはず。でも強制はできないの が現状。うーん。
難しいですね」。
対応した男性スタッフは困り顔だった。
7分後。今度はリュックを背負った マスク姿の
男性の熱を感知した。
スタッフはゴム手袋とフェースガードを 着けて男性
を近くのテーブルへ誘導。 検温の協力を求めた。
測定結果は37・3度だった。
「機内が暑かったからだと思う」。
新婚旅行で妻と来県したという男性(27 )
=福岡県=は 「体調は問題ないし、呼び止められて
びっくりした。何事もなくて良かった」 と安堵
(あんど)。足早に空港を去った。
サーモグラフィーは、手荷物受取所から出てきた
観光客らを撮影する。
平熱の場合、モニターには地肌の部分が 白く映るが、
熱を帯びている場合は赤く なる。
スタッフは色の違いを見落とさないよう にモニター
を注視し続ける。
画面上で確認できる時間は長くて3秒。
早歩きの人もいる。
大人数が一気に出て来て混み合うと、人が重なり合い、
識別できない場面も あった。
あるスタッフは22日から導入されるはずだった唾液
の抗原検査について 「まだ詳しい説明を受けていない」
と不安 視。 撮影ポイントなどの設定作業に追われた。
【転載終了】
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「多難な船出」というところでしょうか。
まさか、逃走する人がいるとは想定外で
しょうね。
旅行先で症状が出る人もいそうですね。
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