「Go To トラベル」の死角・・・
Response
【転載開始】
■「Go To トラベル」の死角・・・
東京とそれ以外を分けたのは正解か
2020年7月24日
新型コロナウイルス感染症流行により低迷
した経済を活性化するため、政府が国内旅行
を支援する「Go To トラベル」キャンペーン
が7月22日から始まった。
東京都での感染が再拡大したため東京発着は
対象外だが、本当に東京だけで感染者数が
増えているのか。
東京都は7月23日の新規患者366人と発表
した。
都内で1日の感染者が300人以上となるのは
初めてだという。
7月17~23日の新規患者は1487人、
10~16日は1125人で、週ごとの増加率は
1.32倍だ。
1週間ごとの集計にした理由は、1日ごと
だとその日の増減に特殊な事象があった
場合、それを避けるため。
ここで全国の感染者数を見ると、同じく
増加率は1.65倍となる。
なんと東京都の増加率は全国平均より低い
のだ。
東京都を除いた道府県の増加率は1.98倍に
もなる。
感染「拡大」を理由に東京都とそれ以外と
を分けるのなら、東京都内相互発着のみを
キャンペーン対象にするほうが理にかなって
いる。
7月23日の新規感染者数の多かった大阪府
の増加率は3.21倍、愛知県は9.54倍だ。
なお愛知県は7月10日時点の人数を入手でき
なかったので、8~16日の人数の9分の7を
10~16日の人数とした。
「Go To トラベル」キャンペーンを利用して
旅行する際に、目的地道府県の感染者の
絶対数ではなく増加率に着目すると、
また違ったものが見えてくる。
【転載終了】
****************************
私は当初「GOTO」に東京近郊と都市圏
を対象外にするほうがいいのでは。
と書きました。
政府は都市圏の多数の「移動=お金」が
動くと考えたのでしょう。
特に経済云々は建前で、観光業界の献金に
こたえるためと思われて仕方がないのです
がね。
0コメント