対策強化の指標示せず経済考慮し官邸が抵抗・・・
JIJI.COM
【転載開始】
■対策強化の指標示せず経済考慮し官邸が抵抗
新型コロナ分科会 8/1(土)
政府の新型コロナウイルス感染症対策
分科会は31日、感染状況を4段階に分類
し、次の段階に進む「予兆」が見えた
時点で対策レベルを引き上げるべきだと
する見解をまとめたが、予兆を見極める
ための客観的指標は示せなかった。
コロナ対策が経済の足を引っ張ること
を懸念する首相官邸が抵抗し、事前の
調整がつかなかったためだ。
分科会が31日の会合後に公表した文書
は、指標について
「医療提供体制への負荷を重視する必要」
を指摘したが、具体的には「今後検討」
と記すにとどめた。
「1カ月も2カ月もかける余裕はない。
次 の会で結論を得たい」。
尾身茂会長は指標を明確にできなかった
ことへの焦りをにじませた。
関係者によると、尾身氏ら専門家は
会合前から、指標を数値の形で明示すべ
きだと主張。
これに対し、官邸は数値化に反対した。
感染拡大の勢いが止まらない中、具体的
な数値を示せば政治判断の余地がなくな
り、経済への深刻な影響を承知の上で
緊急事態宣言を再び出さざるを得なく
なる展開も想定されるためだ。
4~5月の宣言発令が日本経済に与えた
打撃は大きく、30日の経済財政諮問会議
で委員から「再発令すれば日本は持たない」
との声が上がったほど。
もともと再発令に消極的だった官邸は今や
「絶対に出せない」(政府関係者)との
立場だ。
尾身氏は来週中にも分科会を再度開き、
指標を取りまとめたい考え。
しかし、官邸は5月の宣言解除前にも、
解除の基準を策定するに当たり
「総合的に判断する」との文言を入れ込ん
で骨抜きにした経緯があり、明確な数値
を示せるかどうかは不透明だ。
政府が急速な感染拡大への対応にもた
つく中、東京都が独自の緊急事態宣言を
検討するなど、自治体は危機感を強めて
いる。
鳥取県知事の経験がある片山善博元総務相
は31日のTBSの番組で
「国は都道府県に対策を丸投げしている。
無責任だ」と厳しく批判した。
【転載終了】
***************************
このまま感染が拡大し、医療崩壊を
起こしたら経済どころではなくなりま
す。
この政権は、感染症対策分科会を
なんの為に召集したのでしょう。
提言を拒否していたら意味ないんで
すけど。
愚策を連発して国民から顰蹙を
買い、挙句に国会を閉会してしまい、
臨時国会の召集も拒否。
献金してくれる企業の為以外何も
しない政府。
0コメント