GoTo強行もお盆帰省するな ・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■GoTo強行もお盆帰省するな
西村担当相“禅問答”の支離滅裂
公開日:2020/08/04
「慎重に考えないといけないのでは
ないか」
今月のお盆の帰省について、
こう注意喚起していた西村コロナ担当相。
この発言をキッカケにネット上では
〈Go Toは強行してるのに?〉
〈本末転倒〉など“大炎上”したが、それも
当然。
振り返れば、国民は政府のチグハグな
コロナ対策に振り回されてきたからだ。
批判を浴びた西村氏の「帰省発言」
を打ち消すためか、菅官房長官は3日、
「県をまたぐ移動について国として一律
に控えて下さいと言っているわけではな
い」とシレッと軌道修正。
西村氏も3日の会見で、
「専門家の意見を聞いて適切に判断した
いと考えている」と火消しに回った。
政府は7日にも、新型コロナ対策分科会
で帰省の在り方を検討するという。
しかし、お盆シーズン直前に「行くな」
「行ってもいい」と押し問答されては、
国民はただただ困惑するだけ。
そもそも、「Go To トラベル」の対象
地域ですら、今や大阪・愛知・福岡・沖縄
など全国各地で感染が拡大しているのに
「東京だけ除外」という、おかしな対処の
ままだ。
政府のコロナ対応は一事が万事この調子
である。
西村氏は経済界にテレワーク推進を呼び 掛け、
人と人との接触リスクの低減を 訴える一方、
家族旅行は 「やってもらっていい」と断言。
さらに、「経済を立て直す」などと息巻き
ながら、休業要請に従わない飲食店などに
対する命令や罰則の新設をチラつかせ、
萎縮させるからチンプンカンプンだ。
政府は感染拡大防止と経済活動の両立
をうたう割に何ら具体策もなく、国民に
ひたすら感染防止を「お願い」するのみ。
駒大グローバル・メディア・スタディーズ
学部の山口浩教授は自身のブログに、政府
の対応をズバリ、次のように記した。
〈自粛しろ 経済まわせ 家にいろ
旅行には行け 帰省はするな〉
まさに、言い得て妙だ。
西村氏たちの トンチンカンな“禅問答”には、
あの一休 さんでさえ頭を抱えるに違いない。
■結論ありきの政策が矛盾の要因
「政府は『経済活動を止めない』とい
う結論に合わせて政策を打ち出していま
す。
結論ありきの対応なので、矛盾が生 じて
しまう。加えて、休業=補償という 基本線
すら決めていないのだから、国民 や事業者
が自粛要請に納得できないのも 当然。“カネ
は出さないけど、口だけは 出す”という政府
の姿勢が、混乱の原因 なのです」
(政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏)
悟りをひらけない西村コロナ担当相の
“トンチ論法”には、もうコリゴリだ。
【転載終了】
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思い切った財政出動が必要なのに、
観光業界だけ支援をしても。
しかし、最悪のタイミングに前倒し
実施の闇・・・
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