47都道府県“医療切迫”リスト ・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■47都道府県“医療切迫”リスト
病床占有率と高齢化率を調査
公開日:2020/08/07
6日、国内で1485人の新型コロナ
ウイルス の感染者が確認された。
日刊ゲンダイは全47都道府県の最新の
「感染状況」「病床の逼迫度」
「高齢化率」 を徹底調査――。
目も当てられない実態が浮き彫りに
なった。
◇ ◇ ◇
厚労省は人口10万人当たりの新たな
感染者数が1週間で2.5人を超えた時を、
都道府県が自粛など社会に協力要請を
行う基準としている。
7月30日~8月5日の1週間を見ると、
過半数の24都府県が2.5人を突破(別表)。
沖縄の30.21人をはじめ6都府県が10人
を超えている。
「Go To トラベル」をやっている場合で
はない。
病床も埋まりつつある。
確保病床に対す る入院者の割合「病床占有率」
は40%、 50%が目につく。
福岡54.9%、京都56.4%、埼玉44.4%だ。
沖縄は132.4%とパンク状態。
入院待ちが317人もいる。
東京や大阪も入院者のほかに、入院等調整
中が多数いる。
実際の占有率ははるかに高い。
ほとんどの自治体は、さらなる病床確保
が必要だが、コロナ患者を受け入れると
赤字となるだけにコロナ病床を引き受ける
医療機関を探すのは至難の業だ。
■自治体任せの病床確保は限界がある
新型コロナは60歳を越えると重症化率と
致死率が跳ね上がる。
そこで、総務省が5日に発表した人口動態
調査を基に最新の高齢化率(人口に対する
65歳以上の割合)を示した。
宮崎は高齢化率が31.1%と高い上に病床の
4割近くが埋まっている。
医療ガバナンス研究所理事長の上昌広氏
が言う。
「県内の限られた病院の中で、宮崎県が確保
できる病床数は物理的に限界があります。例
えば、宮崎から、病床に余裕のある東北の
病院に患者を搬送するなど県境を越えた医療
体制で対応するしかありません。知事の権限
は県内にしか及ばないので、国の出番、とい
うか、国にしかできないことです。ところが、
国は都道府県に“指導”と称して通知を大量に
送ることばかり。金は出さず、自治体をサポ
ートして汗をかこうとしていません」
医療崩壊が近づいている。
【転載終了】
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何もしない政府のせいで、医療崩壊に
留まらず、経済崩壊も時間の問題かも。
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