沖縄・西表島で初の2次感染例・・・

 日刊ゲンダイDIGITAL 


 【転載開始】


 ■沖縄・西表島で初の2次感染例・・・ 

 離島医療の厳しすぎる現状 

 公開日:2020/08/08 


  人口10万人当たりの新型コロナ 

ウイルスの感染者が全国最多の沖縄県。 

深刻な感染拡大に歯止めがかからず、 

7日の新規感染者は100人に達し、 

過去最多を更新した。 

医療体制が逼迫する中、とりわけ脆弱 

な離島にも広がり、危機的状況だ。  


 西表島で4日に感染が確認された 

のが、島内の男性会社員(19)。 

石垣市で感染が判明した 

20代キャバクラ嬢2人の濃厚接触者 

で、先月27日に島内でバーベキュー 

をしていた10人のうちの3人だった。 

入院施設がない県内の離島で感染者が 

出たのは初めてのこと。 

石垣島を中心に竹富島や西表島などから

なる八重山諸島の感染症指定医療機関は

石垣市の県立八重山病院のみ。 

西表島の医療機関は診療所1軒しかなく、

医師1人で運営する厳しい状況 だ。 

そのため、八重山病院の医師が5日に 

西表島入りし、濃厚接触者12人の検査

を実施。 

男性会社員と同居する50代の父親と 

10代の弟の陽性が確認され、 これまた

初の2次感染例となった。


 ■海保の巡視船で石垣島へ輸送 


  西表島を管轄する八重山保健所健康 

推進班の担当者がこう言う。 

「離島で感染者が確認されると、海上 

保安庁に要請し、巡視船で搬送します。 

保健所の職員2人が防護服を着て陽性者

に付き添い、約1時間かけて石垣島まで

連れて行きます。感染が判明して いなく

ても濃厚接触者で症状があるな ど、強く

疑われる場合は同様の措置を 取ります。

ただ海上保安庁にも本来の任務があり

ますから、協力いただける 範囲でという

ことになります。無症状 の濃厚接触者は、

民間のフェリーで 石垣島まで検査を受け

に行くことになるので、移動の際の感染

リスクがあり ます」  


 八重山病院の感染症用病床はわずか 

9床。 

それも2日に満床になり、一般病棟を 

活用して11人の入院患者を受け入れた。 

その後、軽症者や無症状者を宿泊療養 

施設に移送。 

5人が入院、13人が施設で過ごして 

いるという(6日現在)。 


 7日、分科会は都道府県が対策を 強化

する際の判断材料となる6種類か らなる

指標をまとめ、地域の感染状況 をステージ1

(散発的発生)~4 (爆発的感染拡大)の

4段階に区分す るよう提案。 

尾身茂会長は 

「沖縄は2つの指標はステージ4」と評価した。 

八重山保健所職員は40人足らず。 

医療施設もマンパワーも不十分な離島 で

クラスターが発生したら、島中は パニック必至だ。

 夏休みで増える観光客に、島民がおび えるのも

無理はない。 


 【転載終了】

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  一般国民は、離島の医療事情にそんな 

に詳しくはありませんから、旅行業者や 

宿泊施設などがお断りするような対応 

できるようにした方がよさそうですね。 

常時ではないので。

  

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