大阪市「コロナ死」異常突出の実態・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■松井市長サボり過ぎ!
大阪市「コロナ死」異常突出の実態
公開日:2020/08/29
重症者数が全国最多の大阪府。
死者数も7月には4人だったが、
今月は26日までに46人と11倍超に
膨れ上がっている。
とりわけ、大阪市が異常に突出している。
日刊ゲンダイの徹底調査で浮かび上がった
のは、松井市長が
「『オール大阪』でコロナに立ち向かう」
と豪語しながら、その実、対応は府に
丸投げ。
怠慢のツケが市民に回ってきた格好だ。
別表の通り、府の人口に占める市の
割合は30%。
ところが、市のコロナ患者は人口割合
を大きく上回り、死者に至ってはナント、
62%を占める。
死者の94%は60代以上。
市は60代以上の人々が多いのか――。
総務省の人口動態調査(今年1月1日時点)
を基に調べると、人口に占める60代以上
の割合は、府が31・9%なのに対し、
市は30・3%とむしろ少ない。
市に数字を示して事情を聴いた。
「人口比例で見て、市が感染者、重症者、
死者が多いことは、認識しています。ただ、
日々の患者対応でパンパン。要因の分析は
できていません」(感染症対策グループ)
市はコロナ対応を議論する感染症対策
本部会議を開催してきた。
市長、副市長、 部局長、区長などが出席し、
議事録も公開 されている。
2月28日から7回開催されたが、
5月22日を最後に開かれていない。
第2波の真っただ中なのになぜ開かないの
か。
市にそのワケを聞くと
「理由はありません。患者数は増えています
が、府も緊急事態宣言を出しておらず、そこ
までの非常事態にはなっていないのではない
か。市長や副市長から関係部局に指示が下り、
指示に基づいて動いています」(危機管理室)
と危機感ゼロ回答だった。
■都構想の失敗を先取り
松井市長は6月の都構想協議会で
「(大阪のコロナ対応が)評価されているの
はなぜか。これは府市一体で司令塔を一元化
した。そういう状況を制度として担保するの
が重要だ」と「一元化」を自慢していたが、
実態は府に任せきり。
日刊ゲンダイの既報通り、8月1日から
17日の松井市長の登庁はたったの3回。
10万円の定額給付金の支給もダントツに
遅かった。
6月25日時点で、全国平均の支給率は6割
に達していたのに、大阪市はたったの3%
だった。
コロナ対応の一元化の結果が、突出した
死者数である。
都構想の行く末を先取りしているようにも
見える。
松井市長はどう落とし前をつけるのか。
【転載終了】
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今回は、コロナ過で無政府状態のところで、
各都道府県知事や市長が踏ん張っているという
感じでしたよね!
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