なぜか日本で報じられない「コロナ後遺症」・・・

 現代ビジネス 


 【転載開始】


 なぜか日本で報じられない「コロナ後遺症」、

 世界で次々と明らかに・・・! 8/23(日)

 ※抜粋。


 ■先行する中国の研究結果では 


 新型コロナウイルスの感染拡大が続き、 

国内の感染者数は6万人に迫っている。 


 新型コロナに関しては、世界中の大学 

や研究機関から様々な研究結果が発表 

されているにもかかわらず、何故か国内 

での報道は極端に少ない。 

特に、新型コロナの後遺症に関連した 

報道はほとんど見られない。 

何故、新型コロナの後遺症についての 

報道はされないのか。 


 新型コロナ関連の情報では、当初は 

中国発が多く目を引いた。  


 中国の重慶医科大学などの研究グループ 

が6月に医学雑誌「ネイチャー・メディシン」

 に発表した研究結果がある。 

それによれば、重慶で新型コロナウイルス 

に感染して症状が出なかった(無症状) 8歳

から75歳までの男女の患者37人と症状 が

出た患者37人について、抗体の量の変化 

などを比較した。  


 その結果、感染後しばらくして作られる 

「IgG」抗体は80%以上の患者で検出され 

たが、退院から2ヵ月後に調べたところ、 

「IgG」抗体が検出された患者のうち、 

無症状の患者の93.3%、症状があった患者 

の96.8%で「IgG」抗体が減少していた。 

「IgG」抗体が減少した割合は、患者全体 

の70%を超えている。  


 さらに、新型コロナウイルスの働きを

 抑える「中和抗体」も、無症状の患者の 

81.1%、症状があった患者の62.2%で 

減少していることがわかった。 

また、

「無症状の患者のほうが免疫の反応が弱い」 

としている。 


 研究対象者数が72人と少ないことから、 

この結果だけで 

「新型コロナは抗体が出来にくい」と結論 

付けるのは早計かも知れない。 

だが、4月25日にWHO(世界保健機関)が 

新型コロナウイルスの抗体が出来ても、 

再感染する可能性があると警鐘を鳴らして 

いる。


 <中略> 


 ■世界で相次ぐ「後遺症」の報告 

 Photo by GettyImages  


 最近、特に目に付くのは新型コロナの 

後遺症に関するものだ。 

海外では多くの研究結果が発表されている 

にもかかわらず、国内ではほとんど報じら 

れていない。 


 例えば、新型コロナにより全身の血管が 

炎症状態になる「川崎病」と類似した症状 

が発生するケースは一部のメディアで紹介 

されているが、この他にも新型コロナの 

後遺症としては以下のような研究結果が発表 

されている。 


・イタリア・ジェメッリ大学病院などが7月、

  退院患者143人を追跡調査した結果、回復 

 から平均2か月の段階で87.4%の患者に 

 後遺症があった。目立ったのは、疲労  

(53.1%)、呼吸困難(43.4%)、関節痛 

 (27.3%)、胸痛(21.7%)といった症状。  


・中国の孫文大学第五附属病院が退院30日後 

 の患者を調べたところ、半数以上に肺拡散 

 容量の低下、呼吸筋力の低下、肺画像異常 

 が認められた。  


・米国の医学誌『JAMA』に掲載されたイタリア 

 ・パドヴァ大学などの研究では、発症から 

 4週間経過した軽症患者113人のうち、46人 

 (40.7%)は味覚または嗅覚障害が完全には良く 

 ならず、12人(10.6%)は症状が変化しないまた 

 は悪化していた。 


・英国マンチェスター大学が7月31日、新型コロナ 

 に感染し退院から8週間が経過した121人を対象 

 に調査したところ、8人が聴力の悪化、8人が 

 耳鳴りの症状など、合わせて16人が聴覚の異常 

 を報告。 


・「キドニー・インターナショナル」誌の調査で 

 は、ニューヨークの医療法人の新型コロナ患者 

 3分の1以上で急性腎障害が見られ、15%近く 

 で人工透析が必要になった。 


・イタリアのジョバンニ23世病院では600人

  近い新型コロナ患者の予後に、肺機能の障害 

 が約30%、神経学的な問題が10%、心臓の 

 問題が10%、慢性的な運動能力障害が約9%に 

 見られる。


 ・ドイツのフランクフルト大学病院の研究チーム 

 が新型コロナから回復した100人以上の人々の 

 心臓の健康を調べ、そのうち50人が感染前に 

 健康で、57人が心臓病のリスクが高いグループ 

 に属していた。 

  等々、取り上げれば枚挙に暇がない。 


 では、なぜ海外のこうした研究や調査結果が 

国内で取り上げられることが少ないのだろうか。 


 都内の総合病院の内科医は、 

「多くの病気には後遺症がある。例えばインフル 

エンザ・ウイルスでも呼吸器やあるいは内蔵疾患 

につながることもあり、新型コロナの様々な後遺症

を取り上げることに、あまり意味はない。それより

も、新型コロナを予防すること、感染初期の段階で

治療し、重症化させないことの方が 重要」という。 


  確かに新型コロナによる様々な後遺症を取り 

上げて“騒ぐこと”は適切ではないかも知れない。 

それでも若年層に対しては、多くの後遺症があり、 

新型コロナに感染しないことの重要性、感染予防 

の重要さを知らせるためには、重要な情報だと 

思うのだが。 

鷲尾 香一(ジャーナリスト) 


 【転載終了】

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 確かに、後遺症についてはネットで 

しか話題になってませんね。 


  国民のどれほどの方たちが知ってい 

るのか? 


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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