永田町に飛び交う“解散総選挙Xデー”・・・

 日刊ゲンダイDIGITAL 


 【転載開始】


 ■維新とタッグ説まで 

 永田町に飛び交う“解散総選挙Xデー” 

 公開日:2020/09/07 


 新政権発足直後に総選挙――。

 自民党総裁選(8日告示、14日投開票) 

で、菅官房長官の勝利が確定的となる中、

 永田町の関心事は衆院解散・総選挙の時期 

に移り、与野党議員が浮足立ってきた。 

「10月25日投開票」の他、

 日本維新の会とタッグを組む 

「11月1日投開票」、

 新型コロナウイルス対策の3次補正を 

打ち出し「12月6日投開票」などの説 

が飛び交っている。 


  ◇  ◇  ◇  


 安倍首相が辞意表明した直後から、永田町 

では「今後の政治日程」なるものが複数出回り、

「10月25日衆院選投開票」と 記されていた。 

自民党内がガタガタするのを引き締める目的 

や野党に対するブラフと見られていたが、 

共同通信の世論調査で内閣支持率や自民党 

支持率が急上昇し、朝日新聞の「ポスト安倍」 

調査で、菅氏が石破氏に10ポイント以上の 差を

つけてトップに躍り出ると空気は一変。 

6日は党三役の鈴木俊一総務会長が、 テレビ番組

で「新内閣ができてフレッシュで、 評価が高い

時に国民の信を問う。一つのタイ ミングだ」と

言い出した。 


  こんな情報も流布されている。


 <新政権発足後の9月18日(金)から 

3日間で選挙情勢調査。これによって、 

即時の解散を考えるもよう。その場合、 

翌週の25日(金)に再度国会召集。首相 

の所信表明と代表質問を行って、30日 

(水)解散、10月25日(日)投開票の 

選挙に踏み切る公算が高まりつつある> 


 二階幹事長と麻生財務相は早期解散を 

望んでいるとされる。 理由は共に、

「次の選挙は自分が出馬し、 その後、息子

を後継にする。高齢なので 早く選挙をやって、

その道筋を確実にし たい」という個人的事情

らしい。


 ■「都構想」住民投票の維新とタッグ  


 投票日については11月1日説もある。 

この日は、大阪で「都構想」の是非を問う 

住民投票が予定されている。 


 大阪市長の松井一郎代表ら「維新の会」 

と懇意の菅氏が、住民投票を盛り上げる ために、

総選挙を同日にする可能性がある という。 


 実際、菅氏は維新について、6日の 時事通信

のインタビューで 

「政策が似ている部分がかなりある」と 連携に

期待感を示している。 


 「コロナ対策に全力」と主張している 菅氏が、

国会審議のアリバイを作った後 に解散するとい

う見方も。 

<10月19日に再度国会召集。コロナ 対策、

場合によっては3次補正を打ち出 して11月9日

に解散。12月6日投開 票>という説だ。


  しかし、である。 自民党は、コロナ対策を理由

に総裁選で の街頭演説会を中止した。 なのに

「総選挙は大丈夫」というのは 矛盾するし、

身勝手な話。 解散から投票日までの約1カ月間に、 

感染者が急増するリスクだってある。 


 「衆院の選挙は、首相の恣意的な日程 設定が

まかり通っている。そうした制度 上の問題に加え、

現状ですらコロナで 選挙運動ができないのに、

自分たちの 政治の利益のために選挙を弄ぶのは、 

不謹慎も甚だしい」 (政治評論家・森田実氏)  


 世論調査では総選挙の時期について 

「任期満了まで必要ない」が圧倒的。 ご都合主義

がお家芸の自民党とはいえ、 早期に解散すれば、

国民から鉄槌を下さ れるだろう。


 【転載終了】

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 >二階幹事長と麻生財務相は早期 

 解散を望んでいるとされる。

  理由は共に、「次の選挙は自分 

 が出馬し、その後、息子を後継 

 にする。高齢なので早く選挙を 

 やって、その道筋を確実にし 

 たい」という個人的事情らしい。  


 これ以上程度の低い政治屋の子息を 

送り出してくるのは止めてほしいもの 

ですよね。

 

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