枝野か泉か・・・新党合流で“ネット投票”意外な結果・・・ 

 日刊ゲンダイDIGITAL 


 【転載開始】


 ■枝野か泉か・・・新党合流で“ネット投票”意外 

 な結果 を読み解く 公開日:2020/09/07 


 マスコミは14日に投開票がおこなわ 

れるアリバイづくり的な自民党総裁選 

でほぼ一色。 

一方で野党側も立憲民主党と国民民主党 

が合流することになり、3日時点で149人 

の議員が宣誓書を提出して参加を表明。 

代表と新党の名前を決める選挙が10日 

に実施される。

代表には枝野幸男・ 立憲民主党代表と

泉健太・国民民主党政調 会長が立候補して

いる。 

しかしこの選挙には国会議員しか投票権が

 ない。 


 そこで「立憲パートナーズ&国民サポー ター」

がネット投票できる試みが9月5日 に投稿

メディアのnoteに公開され、次第に 拡散されて

続々と投票がなされている。 

<野党代表選「ネット投票」あなたも投票 

できる!>というサイトだ。 


 日刊ゲンダイ記者が初めて投票結果を 

見たのは9月6日午前10時頃。 

この時点では枝野氏69票対泉氏90票と 

やや泉氏がリードしていた。 

泉氏リードに意外な気もしたが、7日15時 

の「開票速報」では枝野氏844票、泉5990票 

と、大きく差が開いていた。 

国民民主党関係者に聞くと「ネット見たとき 

に、ボロ負けすると思っていました」とやや 

嬉しそうだった。  


 ただし、この投票結果から「泉新代表誕生」 

「泉支持が世論」だとは軽々しく言えない。 

このネット投票には次のような前提がある 

からだ。  


・実際のパートナーズやサポーターでなく 

 ても投票できる。 

・IPアドレスの管理システムで、各自、 

 1票しか投票できない。 

・一度投票すると変更できない。 


  そう考えると次のようなことが考えられる。 


 (1)両党関係者でなくとも投票できる。 


 そのため、枝野氏に否定的な人、両党の 

支持者ではない一般の人びとも投票できる。


 (2)IPアドレスは端末数だけ持てる 


 スマホとパソコンの2台両方で投票すれば、 

2票入れることも可能。 


 (3)デジタルリテラシーの低い層はこの 

  投票に参加していない。 


  デジタルデバイスの扱いに不慣れな人や

 非所有者は参加していない。 

そのため、この投票結果はリアルな両者の 

支持層と比例した結果になっていないと 

考えられる。


  ただ言えることは、これだけ大きな差が 

開いていても枝野票がたいして増えないこ 

とだ。 

日刊ゲンダイが取材した昨年の参議院選挙 

でも、自民、公明ら与党陣営はSNSなども 

大いに活用し選挙戦を行っていた。 

野党側のデジタル選挙対策への課題では 

ないか。

 (取材・文=平井康嗣/日刊ゲンダイ) 


 【転載終了】

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 この結果を見ると、立憲の支持率が 

5%から3%に落ちたのは、このデジタル 

投票にもみられるように、枝野氏の支持 

が極端に低いことです。  


 議員選挙ではなく、党員、サポーター 

を含めて代表選挙が必要な気がします。 


 立憲設立時の13%の支持が何故、3%迄

落ちてしまったのか、総括が必要であり、

それをしないと更に支持が下がる 可能性

があり得ます。

 

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