菅首相「テルテル外交」相手にされず・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■菅首相「テルテル外交」相手にされず・・・
米豪政府は“塩対応” 公開日:2020/09/23
20日の米、豪首脳との電話会談を
皮切りに始まった「菅外交」。
22日は、ドイツのメルケル首相と
欧州連合のミシェル大統領と電話会談
を行った。
25日には中国の習近平国家主席との
会談を控えている。
日本の大手メディアは「外交デビュー」
と大々的に取り上げているが、
海外メディアはほぼノータッチ。
まったく相手にされていないのだ。
「大統領からは24時間いつでも何か
あったら電話をして欲しいと。『テル』
『テル』と、そういうことで一致した」
初の日米首脳会談後、記者団の前で
こう胸を張った菅首相。
「非常に手ごたえを感じている」
「これを機会に各国首脳と電話会談し、
連携を深めていきたい」―― と
意気込んだが、「テルテル」などと
意味不明の英単語を並べたこともあって、
「どこまでコミュニケーションを取れた
のか」と不安視する声が上がっている。
実際、米主要メディア10社のうち
日米会談を取り上げたのは2社だけ
だった。
それも、通信社の日本人記者が書いた
記事だ。
豪主要メディアにいたっては、7社の
うちひとつも日豪会談を取り上げてい
なかった。
■「24時間いつでも電話」は当たり前
米、豪政府の対応も冷たい。
日本政府が官邸ホームページに
〈モリソン豪州首相及びトランプ米国
大統領との電話会談についての会見〉
と載せているのに対し、米ホワイトハウス
とオーストラリア政府のホームページには
菅首相との会談についての記載はゼロ。
スルーされている状況なのだ。
高千穂大教授の五野井郁夫氏
(国際政治学)がこう言う。
「トランプ大統領から『24時間電話し
て欲しい』と言われたとのことですが、
各国首脳とホットラインを構築しているの
で、いつでも電話できるのは当たり前です。
そんなことより、米豪が打ち出している
対中強硬路線に、日本としてどういう姿勢
を示すかが外交的に重要です。先の会談は
『外交デビュー』として持ち上げてもらえ
る桧舞台だったのに、日本の立ち位置を
明確にできませんでした。菅首相は格好の
舞台を自ら潰してしまったのです」
デビューに失敗した菅首相の「テルテル外交」。
期待できそうにない。
【転載終了】
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同盟国としては、かなり冷たい
対応のような気がします。
各国が「短命政権」と判断して
いる可能性もありますね。
親中派の二階氏と組んだことも
一因かも?
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