コロナ伝染で「4400万円賠償請求」・・・

 MONEY VOICE


 【転載開始】


 ■ヘルパーがさらに減るぞ。 

 コロナ伝染で「4400万円賠償請求」 

 に非難の声殺到 2020年10月2日 


 新型コロナウイルスに感染して死亡 

した82歳女性の遺族が、同じくコロナ 

に感染していた介護ヘルパーの訪問が 

死亡の原因だとして、ヘルパーが勤務 

していた訪問介護事業所に対し、

 4,400万円の損害賠償を求める訴訟を 

起こしたという報道が、ネット上で 

議論を呼んでいる。 


 報道によると、広島市三次市内で 

一人暮らしをしていた82歳女性は、 

今年の4月3日からせき込んで翌日に 

発熱。 

PCR検査によって同9日に感染が確認 

され、その後の19日に新型コロナに 

よる肺炎で亡くなったとのこと。  


 いっぽうでヘルパーのほうは、 

3月31日に発熱と味覚・嗅覚異常が 

あり、翌日にいったん症状が改善し 

たものの、その後の検査で4月10日 

にコロナ陽性が判明。 

82歳女性はこのヘルパーの訪問 

サービスを、3月23、27、30日と

 4月2、6日に受けていたという。  


 原告側は、このヘルパー以外に母親 

を感染させたと考えられる人がいない 

として、ヘルパーの親族にも新型コロナ 

が疑われる症状が出た4月1日までには、 

自身が感染した可能性を十分に認識でき 

たのではと主張。

 ヘルパーが訪問サービスを回避すべき 

注意義務を怠ったことに対し、運営会社 

に損害を賠償する責任があるとしている。 

また運営会社に関しても、安全配慮義務 

を怠ったとも主張しているという。 


 ■4,400万円という請求額は妥当なのか  


 今回の報道を受けて、ネット上で特に 

取沙汰されているのが、今回原告側が提示 

した4,400万円という損害賠償の金額。 

有り体に言えば、決して若くはない80代 

のご老人が亡くなった案件で、この金額 

は果たして妥当かという議論なのだが、 

その反応を見ると「多すぎる気が」 

「桁が一つ多くないか?」といった声が 

多くを占めている。 


 なかには、仮に余命が10年だったと 

して「年440万円は羨ましい」といった 

声も。 

報道によると、亡くなった女性は週に3度 

の訪問介護を受けていたということで、 

おそらくはすでに働いておらず、収入は 

年金のみと推測されるなかで、この金額 

は果たして妥当なのかという意見だ。 


 米英などの諸外国では損害賠償請求に 

おいて、今後同じような行為が起きない 

よう抑止的な意味合いで、実際にかかった 

損害の補填に上乗せされた金額を支払う 

ことが命じられる、いわゆる懲罰的損害 

賠償というものが存在する。 

ただ日本の法制度にそれは存在せず、 

損害を金銭的に評価した額を賠償額とする 

制度を採用している。 


 それだけに、今回原告が提示した 

4,400万円という請求額が具体的にどの 

ような算出で弾き出されたものなのか、 

その内訳を知りたいという声も多く 

あがっていた。 


  現時点で、新型コロナの感染に関連して 

病院や介護施設の責任を問う訴訟はあまり 

例がなく、結果次第では、各地の病院で 

頻発している院内感染に関しても同様の動き 

が出てくる可能性も考えられる今回の訴え。 

またそれとともに、今回不幸にも亡くなった 

80代女性の“いのちの値段”に関しても、 

どのような判断が下されるのか、注目が集ま 

るところである。 


 【転載終了】 

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 どんなことにもリスクはつもの

です。


  家族が感染してきて80代女性に感染

 させ、その後ヘルパーさんにうつすこと 

もあり得ます。 


  リスクを減らすのなら、コロナ収束 

まで、ご家族が介護すべきでしょう。 


 私は、93歳の父親が9月にケアホーム 

に入所して以来、家族でも面会が禁止で 

す。 

91歳の母親は自宅介護ですので、私が極力 

「3密」は避けるようにしています。

 

LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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