菅首相は会見から徹底逃亡・・・

 日刊ゲンダイDIGITAL 


 【転載開始】


 ■菅首相は会見から徹底逃亡・・・ 

 “閉鎖型インタビュー”の異常 

 公開日:2020/10/06  


 日本学術会議の任命問題で、 

猛批判にさらされている菅首相。 

先週末、番記者と開催した 

「パンケーキ懇談会」に続き、 

5日はメディアを代表3社に絞った 

異例の“閉鎖型インタビュー”を行った。 

記者が自由に質問する記者会見からは 

徹底的に逃げるつもりらしい。 


  ◇  ◇  ◇ 


  官邸は5日午前、突然、内閣記者会 

(官邸記者クラブ)所属のメディアに 

「菅総理大臣へのグループインタビュー」 

を同日夕に開催すると通知。 

記者クラブに常駐する大手19社は優先的 

に出席が認められ、常駐以外に割り当てら 

れた10席は、日刊ゲンダイを含む複数社 

による抽選となった。 

日刊ゲンダイはあみだくじによる抽選に 

外れたが、この「グループインタビュー」 

の中身がヒドかった。 

インタビューとは名ばかり、別室で音声を 

聞かされただけだった。  


 官邸報道室によると、実際にインタビュー 

したのは読売、日経、北海道新聞の3社だけ。 

29社の記者たちは、官邸で行われた 

インタビューの音声を、別の会見室で聞く 

ことしかできなかった。 

しかも、インタビュー時間はたったの30分間。

 写真撮影を許可されたのもインタビューした 

3社のみ。 

動画撮影はクラブ加盟の2社だけに許された。 

前代未聞、極めて閉鎖的なインタビューだった 

のだ。 


  会見室に入ったフリーランスライター 

の畠山理仁氏が、現場の様子をこう話す。  


 「私たちが入れられた会見室では、ただ 

ただ質疑応答の音声が流されるだけでした。 

着席した記者は皆、ひたすら黙ってメモを 

取り、録音するのみ。菅首相は口ごもるこ 

となく計15問の質問に回答。予定時間よ 

り2分短い28分程度でインタビューは 

終了しました。流された音声を聞いている 

限りでは、菅首相は事前に用意された想定 

問答を読み上げているような印象を受けま 

した。北海道新聞の記者が学術会議の問題 

について、2度にわたって質問していまし 

たが、菅首相は判で押したような回答を 

繰り返していました」


 ■官邸報道室は次の会見予定「分からない」 


 インタビューでは、菅首相は学術会議 

の問題について 

「年間10億円の予算を使って活動して 

いる」「会員の立場は公務員」などと 

強調し、任命拒否を正当化。 

拒否の理由自体を説明することはなかった。  


 しかし、3社しか質問できず、多くの 

記者は音声しか聞けないのは、どう考え 

ても異常だ。 

なぜ、通常の記者会見を開かないのか。 

堂々と全記者から質問を受ければいいでは 

ないか。 

官邸報道室に、今後の会見予定について 

聞いたが、「分からない」と話すだけ 

だった。 


  立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)

 は言う。  


 「今回のような対応は過去に聞いた 

ことがありません。安倍政権ですら 

そのようなことはしなかった。こんな 

異常な対応をするのは、会見で多くの 

記者と対峙できないからでしょう。 

総裁選で明らかになりましたが、菅首相 

は淡々と原稿を読むタイプ。質問を畳み 

かけられて、言質を取られることを恐れ 

ているに違いありません。そもそも、 

日本学術会議の推薦者を内閣は拒否でき 

ないというのが、過去の国会答弁で明ら 

かになっている。拒否した理由を説明 

できないから、会見も開けないという 

わけです」 


 メディアはオフレコ懇談会やグループ 

インタビューに応じている場合じゃない。

 一致団結して記者会見を求めるべきだ。 


 【転載終了】

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 菅氏は総理の資質に欠けているように 

思われますが、マスコミが相変わらず 

権力に忖度し、物が言えぬのなら、存在 

意味はありません。 


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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