柿崎首相補佐官はなぜ前代未聞の “大官営発表”を許したのか?

 日刊ゲンダイDIGITAL 


 【転載開始】


 ■柿崎首相補佐官はなぜ前代未聞の 

 “大官営発表”を許したのか 

 公開日:2020/10/06  


 「やっぱり本人の名誉欲がくすぐ 

られたのか」 

「いや、政権に対して辛口で知られ た

TVコメンテーターを座敷牢に 閉じ

込めて置きたかったんだろう」――。 

政府が1日付で起用した元共同通信 

元論説副委員長の柿崎明二首相補佐官 

に対し、改めて大新聞・テレビの政治 

部記者からこんな声が漏れ始めた。  


 柿崎氏の首相補佐官人事をめぐっては、 

当初から賛否両論が出ているが、 

再び注目されるきっかけとなったのは、 

5日に行われた菅首相の 

「グループインタビュー」だ。 


 インタビューとは名ばかりで、 

実際に記者が質問でき、写真撮影が許可 

されたのは読売、日経、北海道新聞のみ。 

他のメディアはそのやり取りを「傍聴」 

し、写真や動画の「提供」を受けると 

いう異様な状況だったからだ。 


 「官邸は『今後も同様のインタビュー 

会見を開くか検討』とか言っていますが、 

記者が『傍聴』し、写真や動画の『提供』 

を受けるだけのインタビュー会見なんて、

 会見とは言いません。仮にもメディア出身 

である柿崎首相補佐官なら間違いなくそう 

思うでしょう。首相を補佐するのが役目 

なのですから、本来であれば柿崎首相補佐 

官が『こんな会見手法は間違っています』 

と菅首相に進言するべきだったと思います。

 政権だって、そういう役割を期待して 

メディア出身者を首相補佐官に起用したの 

ではないのでしょうか」(与党担当記者)  


 うるさ型は「毒パンケーキ」や手厚い 

人事で政権側に取り込まれ、官邸に残る 

のは政府の広報マンと化した従軍記者だけ。

 このままだと、大本営発表ならぬ 

「大官(菅)営発表」体制が出来上がるの 

も時間の問題だ。


 【転載終了】

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 >「やっぱり本人の名誉欲がくすぐ 

られたのか」 「いや、政権に対して

辛口で知られ たTVコメンテーター

を座敷牢に 閉じ込めて置きたかった

んだろう」――。 政府が1日付で

起用した元共同通信 元論説副委員長

の柿崎明二首相補佐官 に対し、改め

て大新聞・テレビの政治 部記者から

こんな声が漏れ始めた。  


 柿崎氏は、場合によっては官邸に 

入る前の立場には戻れなくなるかも? 


 昔、桂三枝氏が国政に出ようとした 

とき、娘さんが大反対したそうです。 


 娘さんはこうも言ったそうです。 

「朱に交われば赤くなる」と。 


  的確な指摘ですね。

 

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