菅義偉首相の目的は軍事研究の推進か?
情報速報ドットコム
【転載開始】
■菅義偉首相の目的は軍事研究の推進か
日本学術会議の任命拒否問題、
18年に内閣府が「従う義務なし」と見解
2020年10月6日
菅義偉首相が日本学術会議の推薦人
を拒否した問題で、2018年から内閣府
が「日本学術会議の推薦通りに会員を
任命する義務はない」との見解をまとめ
ていたことが分かりました。
これは時事通信社が報道した情報で、
安倍政権時代に発表された政府見解と
なっています。
内閣府の独自見解として、
「首相は任命権者として学術会議に
人事を通じて一定の監督権を行使
できる」とも書いてあり、この政府
見解が任命拒否の根拠として活用
された形です。
日本学術会議の任命拒否を巡っては
与党内部からも「やりすぎだ」
「どうして菅首相はいきなりやったのか」
などと否定的な意見が噴出している状態で、
与党においても荒れ ている状態が続いてい
ます。
問題は菅首相が突然にこのような重大
な決定をした点で、過去の内閣府の決定
を調べてみると、どうにも軍事研究と密接
な関係がありそうなのです。
内閣府が任命拒否の見解を発表した
2018年前後は大学機関に軍事研究をさせる
かどうかで揉めていた時期で、2017年3月
に日本学術会議が 「軍事研究は出来ない」
とする声明を 出しています。
日本学術会議は前々から強く軍事研究
に反対していましたが、当時の安倍政権
から軍事研究を行うように圧力を掛けら
れても、その方針は全く変えませんでした。
その翌年に内閣府が「日本学術会議の
推薦通りに会員を任命する義務はない」
とする見解を発表しているわけで、
時系列的にも「軍事研究」が重要な鍵に
なっているのは間違いないと思われます。
日本学術会議の任命を拒否することで
学会や大学への圧力にもなり、軍事研究
容認の方向へコントロールしやすくなる
はずです。
軍事研究には膨大な時間と予算が必要に
なることから、菅首相は就任の早い段階
で高い支持率を背景に、そのまま押し
切ろうとして任命拒否をしたのかもしれ
ません。
実際にある程度は成功しているわけで、
日本学術会議の任命拒否問題が収まったら、
時間の問題で軍事研究の話が再浮上する
ことになりそうです。
★学術会議推薦に従う義務なし
内閣府、18年に見解
https://www.jiji.com/jc/article
?k=2020100600477&g=pol
菅義偉首相が日本学術会議の推薦
した会員候補6人の任命を拒否し
た問題で、内閣府が2018年に
時の首相は学術会議の推薦通りに
会員を任命する義務はないとの
見解をまとめていたことが6日、
分かった。見解には、首相は任命
権者として学術会議に人事を通じ
て一定の監督権を行使できるとも
明記していた。
★政府 学術会議任命権に関する
見解についての文書を公表
https://www3.nhk.or.jp/news
/html/20201006/k100126500
01000.html?utm_int=news- new_
contents_list-items_001
「日本学術会議」の会員の任命を
めぐって、政府は野党の会合で、
おととし、政府内でまとめてい
た文書を明らかにしました。
それによりますと、会員の任命
について、憲法で定められた
国民主権の原理からすれば、
総理大臣に、会議の推薦通りに
任命すべき義務があるとまでは
言えないなどとしています。
【転載終了】
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>菅義偉首相の目的は軍事研究
の推進か
この件があるとすれば、任命
拒否された6名は当然反対する
人たちとして事前に任命しない
とした可能性がありますね。
ただ、軍事研究の推進とすれば、
「日本会議」の存在が浮上してき
ますが、安倍前首相は「日本会議」
の広告塔のような方でした。
欧州では「日本会議」は危険団体
に指定されており、安倍前首相が
二度目の首相になった時に、 日本を
「仮想敵国」に指定する国が 増えて
しまいました。
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