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 【転載開始】


 ■橋下徹が日本学術会議デマの説明求める 

 取材に「無償のインタビューに応じてい 

 ない」 望月衣塑子記者にスリカエ攻撃も 

 2020.10.26

  ※一部抜粋。 全文はこちら。


  『グッとラック!』『ゴゴスマ』 

『情報ライブ ミヤネ屋』『バイキングMORE』 

・・・・・・このところ、ワイドショーや報道番組に 

出ずっぱりで、菅政権を擁護しまくっている 

元大阪市長・橋下徹氏。 

ところが、その中身は、田崎スシローも 

びっくりの屁理屈やスリカエのオンパレード、 

さらにはデマまで吹聴していたことが判明した。 


 それが、日本学術会議の任命拒否問題をめぐ 

る発言だ。 

本サイトでもお伝えしたとおり、10月6日に 

〈学者がよく口にするアメリカとイギリス。 

両国の学者団体には税金は投入されていな

 いようだ。学問の自由や独立を叫ぶ前に、 

まずは金の面で自立しろ〉などとツイート

 したが、これがまったくのデマだった。 

実際は、米国科学アカデミーには約160億円 

以上、英・王立学会にも約65億円、政府から 

補助金が出ており、日本学術会議の10億円よ 

りはるかに多額の税金が投入されている。  


 当然、このツイートには事実誤認を指摘 

する声が相次いだのだが、11日になって、 

橋下氏はツイッターでこう釈明した。 


 〈これは説明不足だった。アメリカや 

イギリスでは、日本のように税金で学者 

団体を丸抱えすることはないが、学者団体 

に仕事を発注して税金を投入する。日本の 

学術会議も同じく早く非政府組織となって

 政府から仕事を受ける団体になるべき。〉  


 アメリカでもイギリスでも日本よりはるか 

に大きな公金が投入されており明らかなデマ 

なのに、謝罪も撤回もせず、「説明不足」な 

どとごまかし。 

さらに「税金で丸抱えすることはない」 

「学者団体に仕事を発注」などと話をすり 替え

たのだ。 


 この釈明ツイートだけでもひどいが、 

橋下氏はこのデマをめぐって、さらなるとん 

でもない対応をしていた。  


 それは、東京新聞が10月15日に報じた 

「「デマです」と橋下徹氏のツイートに批判 

学術会議問題で誤情報が拡散」という記事 

あった。  


 それは、橋下氏のデマとフジテレビの 

平井文夫・上席解説委員の 

「学術会議に入ったら250万円の年がもらえる」

 「欧米は全部民間。日本だけが税金」などと 

いうデマを検証し、学術会議問題で量産されて

いるフェイク情報について警鐘を鳴ら 記事で、

取材したのは望月衣塑子記者。


 記事では、学術会議や日本学士院の担当者、 

NPO法人 「ファクトチェック・イニシアティブ」

理事 の立岩陽一郎氏らのコメントを掲載したほか、 

平井氏の所属するフジテレビ広報室、橋下氏 にも

取材をし、それぞれが発信したデマ情報 の根拠な

どを質していた。 


 ところが、橋下氏の事務所からの回答は信じが

たいものだった。 


 「現在は一私人としての立場なので、無償での

インタビューには応じていない」  


■無責任コメントを掲載された橋下氏がもち 

 だした望月衣塑子記者へのいちゃもん 


 デマ発言の説明を求められて「一私人」だから

「無償でのインタビューに応じていない」 って、

いったいどういう倫理観をしているのか。 

タレントだろうが元政治家だろうが弁護士 

コメンテーターだろうが、自身の失言について

釈明する会見やインタビューを有料でおこ なう

人間が、どこにいるというのか。  


 メディアで発言する者、ましてや橋下氏の 

ように報道番組・情報番組で政治問題や社会 

問題について発言するジャーナリストや評論家、

 タレントなどコメンテーターは、社会的影響力 

が大きく、政治家などの公人に匹敵する立場で 

あり、高い倫理性や公正性、社会的責任が求め 

られる。 

実際、橋下氏のデマツイートは1800以上 

リツイートされ、広く拡散。橋下氏のツイート 

を根拠に、学術会議叩きをしている者も多数 

いた。 


 自身の発信したデマについて、その謝罪や 

撤回はもとより、なぜそうした誤情報を発信 

するに至ったのか、その根拠や背景などを 

きちんと説明するのは、東京新聞に取材される 

までもなく、言論人として当然の社会的責務だ。 

また、橋下氏がその後もメディアで言論活動を 

続けており、今後の発言の信憑性に関わる重大 

な問題でもある。 

東京新聞が、デマを検証する上で、発信源で 

ある橋下氏に根拠などを問いただすのも、 

社会の公器としてごく当たり前の行為だ。  


 もっとも、 

「現在無償でのインタビューには答えていない」 

はさすがにまずいと思ったのか、あるいは自身 

のデマ拡散に対する批判を封じ込めたかったのか、 

実はこの東京新聞の記事に先回りして、 

橋下氏は10月13日にこんなツイートを連投して 

いた。 

〈東京新聞 望月衣塑子様 10月13日、貴殿から

のインタビュー依頼書 が当事務所に届きました。

過日、私が出演 しているインターネット番組

「NewsBa r橋下」(Abema TV)より東京新聞

広報宛 に貴殿の出演依頼をしたところ無回答の

まま だと番組スタッフより聞いております。〉  


 〈自分たちへの依頼に対しては無回答のまま、

 私には依頼するという姿勢はあまりにも不合理 

ではないでしょうか?また貴殿は明日の夕方ま 

での回答を求めておりますが、我々弁護士が 

人様に回答を求める場合の期限は通常1から

 2週間です。〉  


 〈自分たちの都合に合わせて1日の回答期限を 

設けるというのはあまりにも非常識で横暴極ま 

りない態度です。しかも、新聞社のインタビュー 

に答えてもそちらの都合のいいように編集され 

てしまいます。今回もPDFでしっかりと回答を 

お送りしましたが、貴殿の上司から次の部分だ 

け使うという連絡がありました。〉  


 〈「私は現在無償でのインタビューには答え 

ていない」との部分だけを使い、貴社の態度の 

問題点の指摘はバッサリ落とすという酷い編集 

です。再度番組から貴殿に出演依頼をします。 

1時間の生放送で僕にインタビューを思う存分 

して下さい。僕も貴殿に聞きたいことが山ほど 

あります。〉 


 〈当事務所から連絡がありました。望月氏へ 

の回答はPDFではなくメールで行ったとのこと。 

それにしても東京新聞の編集は酷い。自分たち 

への批判はバッサリ削除。こんなんだったら無償 

でインタビューに応じる価値は全くなし。皆さん 

も東京新聞からの取材は無視した方がいいですよ。〉  


 そう、逆に東京新聞と望月衣塑子記者がまるで 

フェアでない取材方法をとったかのように攻撃し 

てみせたのだ。 


 以下省略。


 【転載終了】 

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  橋下氏の人となりが伺え知れるよう 

な記事ですね。 


 間違っていても声の大きさでまくし 

たて他に反論をさせないのかも。  


 これは、一般生活でもあり得ますよ 

ね。 

会合でも、声の大きい人の発言が通る 

ことが多々ありますから。 


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