大阪都構想“維新血眼”で締め付け ・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■大阪都構想“維新血眼”で締め付け
公明も決死の組織票動員
公開日:2020/10/31
日本維新の会が党是に掲げる
「大阪都構想」はついに実現するのか。
それとも、大阪市民から2度目の
「あかん!」を食らうのか。
その是非を問う住民投票の投開票が
11月1日に迫り、反対派に
逆転リードを許す維新は手当たり次第
に締め付け。
匕首を突きつけられた格好の公明党は
組織票のかき集めに死に物狂いだ。
一体どうなることやら。
◇ ◇ ◇
最終盤にかけて反対派の追い風に
なっているのが財政問題だ。
大阪市財政局の試算の結果、市の
4分割により行政コストが年に
約218億円 増えると報じられた。
コスト増を否定してきた維新代表の
松井市長は「報道機関の誘導に従って
つくったあり得ない数字。虚偽だ」
などと激怒。
馬場幹事長もケンカ腰で、29日の
衆院本会議の各党代表質問ではのっけ
から都構想に言及し、
「26日の毎日新聞夕刊が重大な誤情報
を1面トップに掲載した。あってはなら
ない事態だ」と大騒ぎ。
その直後、東山潔財政局長が緊急会見。
松井市長から「虚偽」「捏造」と指摘
されて考えを改めたとし、
「当初はスケールメリットの参考になる
と思って算定したが市長の指摘を受けて
捏造だと認識した」などと謝罪を繰り
返した。
「財政局はマトモな職員が大半で、アンチ
維新が少なくないから、都構想に懐疑的。
最後に筋を通そうとして試算をメディア
に提示したものの、松井市長に烈火のご
とく怒られ、撤回に追い込まれたんや」
(市議会関係者)
松井市長の矛先は賛成派に寝返らせた
公明にも向かう。
18日に大阪入りした公明の山口代表は
松井市長らと街宣車に乗り込み、
JR大阪駅前などでマイクを握って
「賛成、賛成ですよ。賛成と入れて」と
訴えたものの、世論調査では公明支持層
の賛成が伸び悩む。
27日に維新の鈴木宗男参院議員が菅首相
と会談したあたりから、公明に対する圧力
が一層強まったという。
「27日午後に大阪創価学会の幹部連中
50人ほどが集められ、活動が足らへんと
上からキツくハッパをかけられたんや。
市内に選挙区を持つ全議員は地区役員や
支部長、地区部長にくまなく電話。賛成票
を入れに行くよう、必死で下までおろしと
る。都構想のメリットを4点に集約した
チラシを作成し、配布も徹底。印刷された
QRコードをスマホで読み込めば、山口
代表のビデオメッセージに飛べる仕掛け
も作っとった」(公明関係者)
31日は公明の北側一雄副代表が市内
各地で街宣。
学会員に異例の事前告知があったという。
「山口代表は梅田など3カ所も街宣
しとった。ここまでやれば十分やろう
と学会員に告知せえへんかったのに、
維新がやかましいから北側副代表の街宣
には動員をかけたんや。学会票を1票で
も多く賛成に回さないかん」
(前出の公明関係者)
投票箱が締まる瞬間までヒリヒリした
戦いは続く。
【転載終了】
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財政局長は松井市長から 「虚偽」
「捏造」と指摘されて捏造 だと認識
したとあります。
どう見ても恫喝でしょうね。
市長たる立場の人物がすることでは
ありません。
これだけでも、市長失格です。
さらには、地方財政学の学者さん
の試算もほぼ同様な結果であり、
捏造ではないことが証明されてい
ます。
まあ、否決されたら政治家を引退
するという事のようですね、
大阪市民が選択することなので、
我々がどうこう言う事でないですが。
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