コロナ感染拡大の主流は空気感染ではないのか

 日刊ゲンダイヘルスケア+ 


 【転載開始】


 ■コロナ感染拡大の主流は空気感染では 

 ないのか 学会で講演が 

 公開日:2020年11月03日 


 新型コロナウイルス感染症の日本での 

累計感染者数が先月末、10万人を突破 

した。

 日本国内で最初の患者が報告された 

1月15日から9カ月半で大台に乗った 

ことになる。 


 政府の新型コロナウイルス感染症対策 

分科会は感染リスクが高まる場面として 

5つを明示 

(①飲酒を伴う懇親会など ②大人数や長時間

におよぶ飲酒 ③マスクなしでの会話 ④寮や

トイレなど狭い空間での共同生活 ⑤休憩室や

喫煙所など居場所の切り替わり) し、感染

拡大防止に躍起だ。 

それに応え国民も努力を続けているが、 

感染拡大が収まらない、その原因は感染経路

の認識に問題があるのではないか?  


 これまで新型コロナの主な感染経路は 

飛沫による接触感染とされてきた。

 だからこそ、話をしながら飲食する場所は、

 ウイルスを含んだ飛沫に汚染された食べ物 

や飲み物を口にする可能性があり危険とされ、

その意味で①~④が危険とされるの は当然だ。 

しかし、空間を共有するだけに思える、

 ⑤を感染の高まる場所としたのはなぜか。 

空気中に漂う飛沫を吸い込み感染する可能性

が想像以上に高いということでは ないのか?


 ■換気とマスクが重要 


 気になるのは日本を含む世界各国の 

行政・医療機関が新型コロナ対策の参考 にする、

米国疾病対策センター(CDC) が、

「新型コロナウイルス感染症の主要 な感染経路

に関する見解」を10月5日付 で改定。 初め

て空気感染を新型コロナの感染経路 として認め

たこと。 

日本でも空気感染への一層の対策が必要 と考え

る研究者は少なくない。 


 実際、10月3日の第61回日本臨床 ウイルス

学会学術集会で「新型コロナウ イルス感染症拡大

は空気感染が主流」と する講演が行われた。 

講演者は国立病院機構仙台医療センター 臨床研究部

ウイルス疾患研究室長の 西村秀一氏。同氏は

「マスクや空気感染 対策をしなければ感染拡大は続く」

と 警告したという。 

その理由として、「接触感染ではクラス ターは発生

しない」ことを挙げている。  


 接触感染の経路は目、鼻、口の粘膜で 割合の大きい

のは鼻。普通に触っても 粘膜でない鼻前庭部にとど

まるため感染 することはなく、多くの人が同時に感染 

するクラスターはありえないという。 


 公衆衛生に詳しい岩室紳也医師は 「飲食を伴う場所

でクラスターが多く 発生していることは明らかなので、

接触 感染ではクラスターは発生しないという のはどう

かと思うが、空気感染と予防 対策が同じエアロゾル感染

を否定はしな い。

日本では、エアロゾル感染という 言葉でその可能性が

広く伝わっており、 その知識が『3密回避』や『換気』

など の対策に生かされているという。

しかし、 暖房が欠かせず、『3密回避』や『換気』

 が難しくなる季節だからこそ、マスクの 材質によって

エアロゾルの吸入予防効果 だけではなく、排出させる

エアロゾルに 差があることを踏まえ、マスクをする の

であれば不織布マスクを選ぶ必要が ある」という。


  あなたは大丈夫?


 【転載終了】

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 若い層にはウレタン素材のマスクが

目立つような気がしますが、個人的には、

繊維をいろんな方法で結合させシート状

にし、粒子捕集性に優れているという

不織布性を使用して います。

 

LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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