「見直した」「初めて見た」川内質問・・・
日刊スポーツ
【転載開始】
■「見直した」「初めて見た」川内質問
2020年11月4日
★2日の衆院予算委員会。テレビで視聴
した人を含め、多くの人の感想は一致
したものだろう。首相・菅義偉の答弁は
棒読み、同じ答弁の繰り返し、はぐらか
し、答弁拒否を組み合わせる手法で議論
はかみ合わず、説明もつじつまが合わな
かった。そもそも「人事上の秘密で答え
られない」とか「ご指摘にはあたらない」
は質問の答弁ではなく、議論の枕ことば
でしかない。中身に触れないのだ。野党
議員もよく我慢して質問し続けたと思う。
★予算委員会初日でこれならば先が思い
やられると自民党も思ったろうし予算委
員会与野党理事たちも早晩、立ち往生す
ると予想したことだろう。その中でベテ
ランの立憲民主党・川内博史の質問は
傾注に値する。学術会議問題を冒頭にた
だした川内はかたくなな答弁を続ける
首相に対して「学術会議を改革したいの
であれば、6人を任命したのち、改革の
議論をすればいいのではないか。学術会
議がもう1度6人の任命を提出すれば、
任命の有無を再検討するか」と問うた。
★首相は川内質問をうなずきながら聞い
ていた。この問題の官邸の打開策は強行
突破しかない。川内の質問は新しい野党
の質問の手本になる投げかけだった。
この予算委員会では自民党が差し伸べる
べき手でもあった。だがそれを川内はさ
らっとやってのけた。川内らしい野党の
“たたき上げ”議員らしい質問の仕方だった。
攻め込むべきところと大きく両手を広げ
る勘所をついた質問だった。この助け舟
を官邸がどう受け止めるかはわからない。
官邸スタッフの体裁やプライドが許さな
いかもしれない。しかし川内のポンと
上げたトスをどう拾うかは首相の器に
かかっている。川内の国会事務所には
質問の最中から「立憲が嫌いだったが
見直した」「こんな質問のやりとりを
初めて見た」という支持者以外の電話が
目立ったという。(K)※敬称略
【転載終了】
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二代続けてこんな半端な総理で
日本はどうなってしまうのでしょ う
か。
私も二日続けて予算委の質疑を
拝聴したが、答弁が酷いの一言に
尽きますね。
このような人物を続けて総理に
する自民党議員のレベルの低さに
日本の未来はないと感じました。
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