政府が打ち出した卑しいGoTo市民社会を破壊する引き金に!
二極化・格差社会の真相
【転載開始】
■政府が打ち出した卑しいGoTo
市民社会を破壊する引き金に
公開日:2020/11/11
「無限くら寿司」なる “おトク”な
リアルグルメが評判だ。
飲食サイトから予約してランチすると
500円分、ディナーだと1000円分
のポイントをもらえるから、
次にまたそれを使い……を繰り返せば、
注文の仕方次第で実質無料の外食を何度
でも楽しめる「Go To イート」の
仕組みをフル活用した節約術。
大手回転寿司チェーンがHPで宣伝した
故のネーミングだが、 そのチェーン独自の
特典ではない。
ポイントはキャンペーン参加店ならどこでも
使える。
一時期はやった「トリキの錬金術」のような
“裏技”とも異なり、店側も歓迎しているのだ。
ただし卑しい。“おトク”であれば何でも
よいなら、他人が口を出すこともないけれど。
デタラメな仕組みを恥じずに打ち出せた政府
が卑しすぎる。
なぜなら「無限くら寿司」を享受できるのは、
キャンペーンに参加している主に大手チェーン
と、スマホ操作に長けた消費者 のみ。
しかして財源は税金なのである。
不公平も不公正も極まれり、だ。
Go Toとやらのすべては、この「卑しさ」
で共通している。
複雑な制度設計や情報伝達過程、予算枠の配分等々、
つまりあらゆる局面で、大手の 旅行社や、政権に
近い企業の優遇が目に余る。
「トラベル」では、JTBや日本旅行などから
の出向者で構成される運営事務局の人件費 として、
1人当たりの日額で約7万円が支払わ れていた
事実まで、10月19日の野党 ヒアリングで確認
された。
ポリコレを叫ぶつもりなどない。
事は新型コロナ対策であるはずだ。
瀕死の状態に陥り、であればもっとも公的支援が
必要な中小零細の事業者を、これではコロナ禍に
乗じて潰し、市場ごと大手に吸い上げさせるのが
Go Toの真の目的と考え ざるを得ないでは
ないか。
それもそのはずで、菅政権の内閣参与や成長戦略
会議では、中小零細の倒産・廃業を“新陳代謝”だと
して推進したがる“識者”ら揃いだ。
市井の人々の人生を虫けらほどにも思わず、
経済社会をゲーム版としてしか見なすことができない
手合いたち――。
Go To「商店街」がスタートし、 「イベント」
の事業者募集も始まった。
利権の臭気でむせ返りそうだ。
揚げ句には財源の逼迫を大義名分に、またぞろ消費税の
大増税を強行する腹だろう。
中小零細の淘汰はさらに加速させられ、日本社会は完全
に政治権力と巨大資本の意志 の下に統一・支配されて
いくシナリオ。
一見くだらない「無限くら寿司」も 「トリキ錬金術」
も、実は市民社会破壊の 引き金なのである。
【転載終了】
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日本は、政策で政権を選ぶシステム
がありません。
そのシステムをつくろうとしたのが
小沢構想であり、二大政党制です。
その切っ掛けが「民主党政権」でした
が、国民はそののチャンスを潰してしま
いました。
旧民主党政権の自滅もあったのですが。
旧民主党8人組の生せいでもあります。
そこには、現立憲民主党の枝野代表も
加わっていました。
枝野代表には今も政権を奪取する気概
が見えません。
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