安倍前首相「桜」捜査 カギ握る“闇任務” 秘書と河井前法相!

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■安倍前首相「桜」捜査 カギ握る“闇任務”

 秘書と河井前法相

 公開日:2020/11/27


 東京地検特捜部の捜査で急展開した

「桜を見る会」事件。

安倍前首相側は前夜祭の会場ホテル発行

の領収書を廃棄していたというが、

ロコツな証拠隠滅は罪の意識の表れ。

今後の捜査のキーマンは聴取を受けて

いる安倍事務所の公設第1秘書。

もう1人、意外な人物として浮上している

のが、公選法違反の罪で公判中の元法相、

河井克行被告だ。


 ◇  ◇  ◇


 前夜祭の会費はたったの5000円。

昨年までの5年間で計900万円超の

不足分を補填した疑いがある。

会場のホテル側は本来の開催費用が記され

た領収書を発行。

宛名は、安倍氏が代表を務める資金管理

団体「晋和会」で、これを安倍氏側は

廃棄したという。


■「ガリガリ君」の領収書は大事に保存

 してたのに


 日刊ゲンダイは過去に、晋和会の政治資金

の使途を追及。

総務省が開示した1万円未満の領収書には

赤城乳業のアイス「ガリガリ君」や、

安倍氏が大好きなジュース「なっちゃん」

などセコイ支出のオンパレード。

政治活動に関わる支出とは思えないケチな

領収書を大量に保存していたのに、前夜祭に

関わる「高額領収書」を捨てるとは、

それだけ補填がバレるのを恐れていた証拠だ。


 今となっては嘘っぱちだが、安倍氏は国会

で前夜祭の費用補填を再三否定してきた。

一部報道によると、安倍氏周辺は

「当時、秘書が安倍首相に虚偽の説明をして

いた」と証言。

安倍氏が昨年、国会答弁に先立ち秘書に

「事務所が(一部費用を)支出していること

はないか」と確認すると、秘書は

「払っていない」と嘘をついたというが、

にわかには信じがたい。


 永田町では政治家と秘書の上下関係は絶対だ。

安倍氏から「不正はないよな」などと“圧力”を

かけられれば、秘書は忖度してうなずくしか

あるまい。

事実上、不正を主導してきたのは安倍自身と

考えるのが自然だろう。


■「裏金担当」として暗躍か


 キーマンの第1秘書は、2007年に入所。

安倍後援会の代表と政党支部の会計責任者を

務める「地元・山口事務所のまとめ役」

(永田町関係者)だ。

実は、河井夫妻の買収事件でも“暗躍”していた。

昨夏の参院選で広島選挙区に入り、案里陣営

の一員として奔走したという。

選挙戦を仕切った夫の克行被告とは“連携”して

いた可能性が高い。


 この事件では選挙でバラまかれたカネの原資

が、安倍氏の意思で党本部から夫妻の政治団体

に渡った1億5000万円だった疑いがくすぶって

いる。

2つの事件とも第1秘書が“黒いカネ”の運び屋

になっていたフシすらあるのだ。


 政治資金に詳しい神戸学院大教授の上脇博之氏

はこう言う。


 「党本部から河井夫妻側に渡った1億5000万円

は、報道で存在が明るみにならなければ『裏金』

として処理されていたと思われます。他の候補者

への交付金額は1500万円程度で、額が大きすぎ

て目立ってしまうからです。前夜祭の補填金も、

収支報告書に記載がない以上、『裏金』と解する

のが妥当です」


 両者は「裏金」という点で共通するのだ。


 「原資は使途の報告義務がない官房機密費や

自民党の政策活動費などの可能性がある。前夜

祭のとりまとめや河井夫妻の支援を巡って、

第1秘書は『裏金担当』を担ったのではないか。

担当は1人だけでなく、東京や山口などに何人

かおり、安倍前首相の意を受けて動いていたの

でしょう」(上脇博之氏)


 克行被告は安倍氏の意を受けた第1秘書の

“闇任務”を間近で見ていたはず。

今後、公選法違反の罪に問われた公判での証言

に注目だ。


【転載終了】

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 よく公明党代表の山口那津男氏の演説が

テレビに出て「なっちゃんで~す」と、

「おまえはオレンジジュースか」と突っ込み

を入れていました。


 安倍氏は「なっちゃん」が好きなようです

が、それで公明党と仲がいいのでしょうかね。


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