コロナワクチンの有効性と危険度 ・・・

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■コロナワクチンの有効性と危険度

 専門家の判断は五分五分

 公開日:2020/12/03


 バブル経済崩壊後の最高値更新を続ける

株価(12月1日現在)。

要因は新型コロナウイルスワクチンの実用化

にあることは明らかだ。

ワクチン開発で最先端を走る欧米の製薬会社

の進捗状況を追った。


 米ファイザー社と独ビオンテック社は

11月9日、開発中のワクチンが臨床

第3相試験で90%を超える予防効果が確認

されたと発表。

米国FDA(食品医薬品局)に緊急使用許可

を申請した。 


 米モデルナ社は11月16日、開発中の

ワクチンが臨床第3相試験の中間解析で

94・5%の予防効果が示されたと発表。

FDAに緊急使用許可を申請した。

さらに、英アストラゼネカ社は11月23日、

オックスフォード大学と共同開発している

ワクチンが深刻な副作用を起こさず感染予防

効果が最大約90%であることを明らかにし

ている(11月27日にWHOが同社に追加

試験が必要と指摘)。


 日本政府はワクチンの供給確保のために

6700億円の予算を組み、開発に成功した

時点で、各社からワクチンの供給を受ける

契約を結んでいる。


 「ファイザー社とは7月31日に来年

6月末までに1億2000万回分の供給

を受けることで契約合意。アストラゼネ

カ社は8月7日に日本に1億2000万回分、

うち3000万回分を来年3月までに供給。

モデルナ社とは来年上半期に4000万回、

さらに9月までに1000万回分の供給を

受けることで合意しています。ファイザー

とアストラゼネカはすでに日本国内で第1相、

2相試験を開始しています」

(厚労省健康局予防接種室)


 米国のアザー厚生長官は、FDAから緊急使用

の許可が出れば、24時間以内に全米にワクチン

が供給され接種が始まると述べている。

しかし、先の厚労省予防接種室の担当者がこう

言う。


 「申請はしましたが(FDAに)承認される

までどれだけ時間がかかるかは見通せません。

ワクチンの開発には一般に年単位の時がかかり

ますからね。今はいつ許可が下りるのか、その

時を世界中が注目しています」


 現在、日本国内ではウイルスの感染が猛威を

振るい、連日過去最多の感染者を出す都道府県

が続出している。

ワクチンは感染者を減らし、コロナ前に戻る

ための頼みの綱となる。

だが楽観は許されない、とこう警鐘を鳴らすの

が医療ガバナンス研究所の上昌広理事長だ。


 「これまで開発は順調といえますが、観察期間

が短く、短期はともかく長期的な安全性について

の証がないことが懸念されます。本当に安全で

効果があるのか専門家の判断は五分五分のイメー

ジです。今の段階で自分の高齢者の患者に打つこ

とは疑問があります」


 一日も早く安全で有効なワクチンの接種ができ

ることを期待したい。

(ジャーナリスト・木野活明)


【転載終了】

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 確かに、高齢の方の摂取は不安がある

かも知れないですね。


 初期段階では希望者のみが良さそうで

すね。


LC=相棒's のじじ~放談!

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