看護師は「最後の砦」。医療現場が危機訴え・・・
The Huffington Post
【転載開始】
■看護師は「最後の砦」。医療現場が危機訴え
「感謝の言葉は要りません」
「偏見の目で見ることはやめて」
2020年12月17日
新型コロナの感染者数が再び増加する中、
医療現場で働く看護師たちが疲弊している。
日本看護管理学会らが「国民へのお願い」
を公表した。
国内での新型コロナウイルス感染者数が
再び増加する中、日本看護管理学会が
「日本看護管理学会より国民の皆さまへ
ナースはコロナウイルス感染患者の最後
の砦です」と題するメッセージを公表した。
発表は12月10日付。
文章は「国民の皆さま、ナースが危機を
迎えています。コロナウイルスに感染した
患者さんの最も近くにいるのはナースです。
この長期戦の中、ナースは身も心も疲弊し
てきています」という書き出しで始まる。
専門職である看護師たちが、私生活や
自身のキャリア形成に目をつぶり、
時には自身の家族にも仕事内容を隠しなが
ら感染者の看護にあたっていると説明した。
「私たちは自分の仕事を全うするだけ
ですので、感謝の言葉は要りません」とし、
こう続けた。
「ただ看護に専念させて欲しいのです。
差別や偏見はナースに対してフェアな態度
でしょうか?なぜナースたちは、看護して
いることを社会の中で隠し、テレビに出る
ときにはモザイクをかけなければならない
のでしょう。これでは、潜在している
ナースも復帰をためらいます」
医療関連職種への協力を訴えた上で、
「国民の皆さまにお願い」として、3点を
あげた。
・皆さまには、ご自分の健康と医療現場を
守るため、なお一層の慎重な活動をして
いただきたい。
・医療専門職として、感染予防には留意して
おります。私たちを偏見の目で見ること
はやめていただきたい。
・また、もしも一旦仕事から離れている私た
ちの仲間が、看護の仕事に戻ってこようと
思うときには、周囲の方にはぜひご理解い
ただき、この窮状を救う意志のあるナース
を温かく送り出していただきたい。
■「世間はGoToで旅行や会食を楽しんでいる
のに」
日本看護協会も新型コロナに関連し、
「国民の皆さま、看護職の皆さまへメッセージ」
という、福井トシ子会長のメッセージ動画を
11月末に公表している。
メッセージでは、
「医療現場での大変な状況を訴える声」が
集まっていると説明した。
「感染制御がこれほど大変な状況なのに給与
やボーナスが減額された、誹謗中傷がいまだに
なくならない、世間はGoToで旅行や会食を楽し
んでいるのに自分たちは旅行や会食は一切でき
ない、といった看護職の皆さまからの悲痛な声
が多く寄せられており、リフレッシュできない
社会環境にあります」
そして、国民に対して、こう呼びかけた。
国民の皆さまにお願い致します。
医療現場は限界に近づいています。
医療が崩壊すれば救うことのでき
る命も助からなくなります。
医療現場をお支えください。
看護職をはじめとする医療従事者
を物心両面から支えていただきたい
と思います。どうかよろしくお願い
致します。
そして最大の支援はご自身が感染し
ないことです。規則正しい生活を
心がけ免疫力を低下させないこと、
マスクをすること、こまめな手洗い、
3密を避けるなどの感染予防の徹底
をどうぞよろしくお願い致します。
いま現在が医療崩壊に至るかどうか
の最後の分岐点です。
どうか皆さまのご理解をお願い致し
ます。
【転載終了】
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>世間はGoToで旅行や会食を楽し
んでいるのに自分たちは旅行や
会食は一切できない、といった
看護職の皆さまからの悲痛な声
が多く寄せられており、・・・
「GOTO」で浮かれている人たちは
ほんの一部の人たちだと思います。
多くの国民は自粛して、医療関係の
方々を応援しています。
どうぞ、体調を崩さないようご自愛
ください。
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