首相“8人ステーキ会食”のモヤモヤ欧州では閣僚続々辞任!
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■菅首相“8人ステーキ会食”のモヤモヤ
欧州では閣僚続々辞任
公開日:2020/12/20
菅首相が8人で鉄板を囲んだ
「夜のステーキ会食」をめぐる世間の
モヤモヤは収まらない。
菅首相は「誤解を招き、真摯に反省」
とごまかし、閣僚らも次々に援護射撃。
うやむやにして逃げ切ろうとの魂胆が
ミエミエだが、そうはいかない。
新型コロナウイルス感染防止に断固と
した措置を取る欧州だったら辞任モノ
なのだ。
アイルランドでは今年8月、
“ゴルフゲート”が炸裂し、閣僚らが
ドミノ辞任。
コトの発端はアイルランド議会のゴルフ
の社交クラブ主催のイベントだった。
80人以上が一堂に会したホテルでの
夕食会に農相や上院副議長らが参加。
新型コロナ対策で屋内イベントの参加
人数が50人から6人に規制強化された
翌日、悪びれもせずに規制措置に違反
していたのだ。
政治家のズレた感覚を世論が猛批判し、
農相らは辞任に追い込まれ、議員数人
の処分に発展した。
アイルランド出身のホーガン欧州委員
会委員(通商担当)も出席していて、
正当性を主張して1週間ほど粘った
ものの、政界にも包囲網を張られ、
辞任した。
お隣の英国でも、ジョンソン首相最側近
のルール違反がバレ、官邸を去る羽目に
なった。
3月のロックダウン実施中、上級顧問
だったカミングス氏は陽性が判明して
いた家族を連れ、マイカーを400キロ以上
も運転して親戚宅を訪問。
世論の猛反発を食らってもジョンソン首相
はかばい続けたが、権力闘争での敗北も
あって11月に更迭された。
麻生財務相は18日の閣議後会見で
「会食だけ気を付けても仕方ない」と
菅首相を擁護し、
「6人家族ならメシを一緒に食うなという
のがアナタの意見か」と記者にスゴんで
いたが、政府の新型コロナ対策分科会は
家族が食事を共にする上限人数には言及
していない。
恥ずかしい論点ズラシはいい加減に
したらどうなのか。
【転載終了】
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安倍政権から変わってしまいましたね。
特に甘利氏の賄賂問題を例の黒川氏が
不起訴にした事例や山口某のレイプ事件
を警察幹部が潰すという暴挙がまかり
通っていました。
それ以前は、少なくとも倫理観が残って
いましたね。
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