「普通の生活」東京の子育て世帯でいくら?
The Huffington Post
【転載開始】
■「普通の生活」東京の子育て世帯でいくら?
⇒30代で月54万必要です。(労組団体試算)
2020年12月18日
東京で夫婦と子ども2人の4人家族で
「普通の生活」をするには、
30代で月額約54万円、40代で月額約62万円、
50代で月額約80万円が必要ーー。
東京都内にある産業別労働組合などが加盟
する連合組織、東京地方労働組合評議会
(東京地評)と東京春闘共闘会議がこうした
試算を発表した。
2019年6〜9月、東京地評に加盟する労組の
労働者など3200人に生活実態調査や持ち物に
関する調査を実施。
今回はうち739の子育て中のケースから分析
した。
家電や生活必需品の都内での価格を調査、
教育費などは国の調査を参考にして積み上げ
るなどして算定している。
・夫婦が30代のモデルケースは次の通り。
夫(正社員)と妻(非正規社員、夫の扶養内)、
公立小学校と私立幼稚園に通う子供2人が
いる4人家族
練馬区にある43㎡前後の賃貸マンション
またはアパートに住み、家賃は95,000円
1か月の食費は約11万円(1人1食300円
と想定、飲み会費用は3500円で月1回のみ)
家族みんなで行楽地に出かけるのは月に
1回(1回の費用は8,000円)
教育費は1か月あたり約28,000円
このモデルケースで必要な額を積み上げる
と必要なのは月約54万円で、年額にすると
約650万円となる。
(いずれも税・社会保険料込み)
東京地評の担当者は「年代の平均より少し
下回る程度で計算している。それでもこれ
だけのお金がかかるんです」 と話す。
また、子どもが成長するにつれて教育費が
上がり、50代で第一子が私立大学に通うよう
になると月の教育費が約13万円に膨らむ。
40代で必要なのは
月に約62万円(年約740万円)、
50代だと約80万円(年約960万円)と試算
されている。
報告では「家族を形成するにはお金が
かかり、いまや若年世代にとって家族を
持つことはステイタスになってしまって
いることが調査結果を通じて明らかに
なっている」と結論づけた。
さらに、コロナ禍を経て「非正規労働者は
きわめて厳しい状況に追い込まれている」と
し、「働き方に関係なく、すべての労働者が
8時間働けば普通に暮らせるようになるため
には、生計費原則にもとづき賃金を底上げす
ることが最重要」と訴えている。
【転載終了】
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我々では、東京で暮らすことは出来ない
ですね。
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