身近に迫る「殺人アメーバ」感染症に注意 致死率ほぼ100%!
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■身近に迫る「殺人アメーバ」感染症に
注意 致死率ほぼ100%
公開日:2020/12/26
こんなところにも温暖化の影響が
出ているらしい。
米CDC(疾病対策センター)は16日、
通称「殺人アメーバ」に関する研究結果
を報告。
正式名称を「フォーラーネグレリア」と
呼び、鼻腔からヒトの脳へ侵入して
「原発性アメーバ性髄膜脳炎」を引き
起こす。
川や湖、水田などの温かい淡水に生息
しているが、生息域が北上し、拡大傾向
にあることが分かった。
感染すると、初めは風邪のような症状
が表れる。
次第に、味覚や聴覚の異常、吐き気や
発熱などが襲い、意識が錯乱して、
わずか10日ほどで死に至る。
致死率ほぼ100%といわれる恐ろしい
感染症だ。
「殺人アメーバ」は寒さが苦手で、
約45度までの温かい水を好む。
そのため、家庭にある温水器や浴槽、
塩素処理が十分でないプールや温泉でも
確認されている。
水を飲んでも問題はないが、
「殺人アメーバ」がいる水に顔をつけたり、
鼻うがいをして鼻腔に入り込むと、
感染リスクが高まる。
CDCは生息域について、これまで確認
されてきたメキシコ国境近くの米南部から、
年間約13.3キロずつ北へ拡大していると
報告している。
また、感染時は通常より気温が上昇して
いたことも分かった。
日本では過去に1例の死亡例
(佐賀県・25歳女性)がある。
気温が下がり、温泉が気持ちいい季節だが、
万が一を考えて、頭までつかるのは注意し
た方がよさそうだ。
【転載終了】
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こんな危険な「アメーバ」が身近に
いるとは知りませんでしたね。
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