マスク会食のお笑い ・・・
中村敦夫 末世を生きる辻説法
【転載開始】
■マスク会食のお笑い
感染者数を正確に掴んでこその対処法
公開日:2021/01/08
緊急事態宣言を出したからといって、
何か抜本的に変わるだろうか。
昨年の第1回宣言の後は、確かに感染者数
が減少した。
人々が世界的パンデミックに驚き、行動を
自粛したからだ。
有効な薬品や医療技術が見つかったからでは
ない。
それにしても、政治は感染症を甘く見過ぎ
たようだ。
マスク、手洗い、3密を経のように唱えてい
たら、アッと言う間に1年が過ぎ、患者数は
けたたましく増えていった。
菅政権の対処政策となると「マスク会食」
くらいしか思い浮かばない。
しかし、これは笑える。大いに笑える。
会食とは、皆でおいしいものを食べ、
楽しいおしゃべりを交わすことだ。
口を開けたら物を放り込み、すかさずマスク
で塞ぐなんて、腹話術師だって無理だろう。
この政策発表が、国連総会の場でなかった
ことが唯一の救いである。
そうでないと、日本人がニューヨークを
歩く時、恥ずかしくて覆面をしなければなら
なかったろう。
さて、ガースー首相としては、
緊急事態宣言にかなり消極的だった。
自分が先を読めなかったこと、何もできな
かったこと、つまり無能であったことが
見え見えになるからだ。
それに、宣言自体が物々しいだけで、具体的
には何も規定していない。
むしろ、新型コロナ特措法を基に、
国と自治体が話し合いを持ち、営業対象や
期間に規制をかけるという方がわかりやすい。
それを可能にするために、宣言が前提と
なっているという話か。
さて、事態が悪化の一途をたどる今日、
知事たちの立場もアタフタしたものになった。
このままでは非難のシャワーを浴びることに
なる。
何かやってる感じを出したいとなると、
知事の裁量権が法的に保障される改正特措法
に乗るのが得策だ。
こうしたパフォーマンスは、小池都知事の
お得意芸だ。
正月2日から神奈川、千葉、埼玉の3知事を
引き連れ、西村大臣の部屋に乗り込んだ。
要求は、「緊急事態宣言を発出せよ」だ。
これには、内閣が面1本取られた。
要求を断ったら、ガースーだけが国民の敵に
なってしまう。
小池は、飲食の時短を2時間早める約束を
置き土産にした。
ガースーが、感染拡大は会食、飲食が原因
だと信じ込んでいると見透かしてのこと
だった。
しかし、こんなことだけで惨事が収まると
は思えない。
今、関係者がやるべきことは、無症状の
感染者を、検査を増やして見つけ出すこと
だ。
感染者の数を正確に掴んでこそ、対処法を
発見できる。
【転載終了】
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この政府には、まったく期待を持てない
ですね。
ある記事にも総理はくじ引きにしたら
どうかとありましたね。
誰がやっても同じということなのでしょう。
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