「PSR」の意識が完全欠落した菅政権が第3波をもたらした!

特別寄稿


【転載開始】


■「PSR」の意識が完全欠落した菅政権が

 第3波をもたらした

 公開日:2021/01/11


 昨今、CSR(企業の社会的責任)への高い

意識が企業に求められるようになっています

が、それと同等か、それ以上に我々は政治に

「PSR(政治の社会的責任)」を強く意識

してもらうべきなんじゃないか。

そんなことを思っています。


 新型コロナウイルスの感染拡大に対する

菅政権のむちゃくちゃな対応を通して、

PSRが日本においていかに低いか、この政権

においていかに酷いかを日々、目の当たり

にさせられています。

首都圏の1都3県を対象に、遅ればせながら

「緊急事態宣言」が再発令されました。

本当は発令して欲しくなかったのですが、

それをもたらすに至った一因は

「Go To トラベル」という名の

「Go To トラブル政策」。

これぞ、PSR意識の低さを表していると言え

ます。


 CSRの重要な土台を形成するものは、

「倫理観」と「利他性」です。

菅政権には、これらが完全に欠落しているの

は間違いありません。

人々が痛み、恐れおののいている時に、

「旅行に行け」「飲み食いに出ろ」とけしかけ、

そのことが明らかに感染者数の悪化を招いて

いる。

当初は「エビデンスがない」などと言い訳して

いましたが、時間的な経過や数値を見れば、

相関関係は明白です。


 「Go To」をもっと早いタイミングで一時停止

にしていたら、緊急事態宣言の再発令には至ら

なかったかもしれません。

菅政権に、この「社会的責任」をどうやって取ら

せるべきか。


 CSRの世界で最近もっぱら注目されているのは、

「SCSR」という概念です。

Sは「strategic(戦略的)」。

どういうことかと言うと、CSRは「倫理観」と

「利他性」という「清く正しくすばらしいもの」

ではあるけれども、余裕のない企業にはコストと

して受け止められがち。

そこで、「利益追求と社会的責任を上手に結び

つけるやり方があるのではないか」という考え方

が出てきたのです。

「本業に近いところで社会貢献するのがいい」

と言っている学者もいます。


■社会的責任の取り方を全く理解できない集団

 が政策展開


 ただし、そうした考え方は、一方でご都合主義

の利益誘導にも見えてしまう。

いかにも虫のいい考えだと思われ、

ステークホルダーに嫌悪されかねない、

と顔をしかめる企業もある。

むしろCSRは本業から遠いところで考えるべき

という企業もあったりと、なかなか複雑では

あります。


 とはいえ、方向性としてはやはり、あちらを

立てればこちらは立たず、などと言わないで、

ダイナミックな発想でCSRを経営に有機的に

取り込んでいくべきだと思うんですね。


 同じことは政治についても言えるのですが、

問題は、今の日本の政治が、何はともあれ

自分たちにとって利益になる方向性しか選択

できないこと。

せめて「情けは人のためならず」くらいのこと

は知っていて欲しいものですが、これさえもな

さそう。

社会的責任の取り方を全く理解できない

政治集団が、政策を展開していることが恐ろ

しい。


 利益追求が本務である企業でさえ、

社会的責任意識を高めているのに、

社会的責任意識の塊であって、それ以外の

何ものであってもいけない政治が、

その意識を持ち合わせてない……。

そんな政治がもたらした災禍が、今のコロナ

第3波なのです。


【転載終了】

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 確かにそうだと思います。


 第二波に、徹底したPCR検査を実施

すれば第三波は中波くらいに抑止できた

可能性が高そうですよね。


 失政だと思います。

これも感染者数を低く抑えて、五輪開催

出来る環境をつくりたかったのでしょう。


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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