コロナ新初期症状「手足、舌に異常」とスペイン研究班公表!
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■コロナ新初期症状「手足、舌に異常」と
スペイン研究班公表
公開日:2021/01/28
新型コロナウイルスに感染しているか、
自分でチェックできるかもしれない。
世界中で感染拡大に歯止めがかからない中、
スペインの研究チームが26日、
興味深い研究結果を公表した。
感染の初期症状として、手や足に異常が出る
というのだ。
皮膚科医らで構成された研究チームは第1波
のピークに当たる昨年4月、
スペイン・マドリードに設置された医療施設の
患者を調査。
研究チームのレター論文や研究結果をまとめた
報告書によると、対象となった軽症・中等症の
患者666人のうち、304人(45・6%)
に皮膚や粘膜の異常が確認されたという。
■赤みや膨らんだ感覚、灼熱感に注意
78人(25・7%)が口の中の症状を訴え、
舌が腫れたり、舌に斑点や口内炎ができており、
味覚障害を伴う「コロナ舌」を発症。
炎症のせいか、患者の5・3%が口の中に
ヒリヒリとする「灼熱感」を覚えていた。
コロナ感染によって味覚や嗅覚がおかしくなる
ことは広く知られているが、手や足にも症状が
確認されたというから驚きだ。
手のひらや足底に異常を訴えた患者は121人
(39・8%)。
うち77人(25・3%)に、体重がかかる足裏
の表皮の角層が剥がれる「落屑」が見られ、
46人(15・1%)に、手のひらや足裏に赤み
がかった斑点が見られた。
手足の膨らんだ感覚に加え、口の中の症状と同じ
「灼熱感」を感じる患者もいたという。
舌や手足の症状に比べて報告数は少ないが、
じんましん(6・9%)や発疹(2・9%)、
小さい水ぶくれ(1・6%)といった症状も確認
された。
研究チームはこうした初期症状について、
〈手足の赤みや膨張感、落屑や斑点はコロナに
感染しているかどうかの診断に役立つ可能性が
あり、日々、確認されるべきだ〉と指摘している。
果たして、感染の有無を知る手がかりとなるのか。
ハーバード大学院卒で医学博士・作家の
左門新氏(元WHO専門委員)がこう言う。
「診断につながる重要な症状といえます。
ただし、報告されている症状はコロナ感染症
に限らず、他の病気でも確認されるものです。
ウイルスや細菌、化学物質でも同様の炎症が
引き起こされるので、コロナに感染している
かどうかは判断できません。したがって、
報告された症状はコロナ感染の診断項目には
なりませんが、感染を疑うヒントにはなりま
す」
舌や手足に身に覚えのない「サイン」が
出たら、検査を受けた方が安心だ。
【転載終了】
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私みたいな皮膚疾患を持っている人は
ちょっと判断に苦しみますね。
かゆみはないと言うことでしょうかね?
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