菅政権に大打撃!

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■菅政権に大打撃!

 「差別発言」森喜朗“支持率9%男”の破壊力

 公開日:2021/02/05


 予算委で新年度予算の審議がスタートしたが、

コロナ対策の遅れや、与党議員の

“銀座クラブ活動”問題で防戦一方の菅首相。

自身の長男が総務省幹部に国家公務員倫理法に

反する接待をした疑惑も持ち上がり、さらには

東京五輪・パラリンピック組織委員会の

森喜朗会長の暴言が新たな火種に――。


 ◇  ◇  ◇


 森会長の女性差別発言は、4日の衆院予算委

でも問題になった。


 「女性がたくさん入っている理事会の会議は

時間がかかる」などの発言に国内外から批判が

殺到していることについて、立憲民主党の

枝野代表が質問。

「唖然として、女性差別という言葉では足りな

い発言だ」

「森会長には辞めていただく、その指導力を発揮

すべきではないか」と菅首相に詰め寄ったのだ。


 すると、菅首相は「森会長が発言した内容の

詳細については承知していない」とか言い出し、

議場には「エーッ」とどよめきが広がった。

これだけ問題になっているのに「知らない」で

は済まされない。

菅首相は慌てて「詳細については承知していない

ということです」と弁明し、

「スポーツ分野においても女性の社会参画は大事」

と一般論でお茶を濁した。


 枝野氏が重ねて「世界に報道され、国益を

損なっている」

「森会長の首に鈴をつけられるのは総理しかい

ない」と迫っても、

菅首相は「発言の詳細は承知していない」と

繰り返すばかりで煮え切らなかった。


 同じく立憲の菊田真紀子衆院議員が、森会長の

発言を読み上げ、改めて見解を問うと、

「あってはならない発言だ」と認めたが、

「まず森会長にお辞めになってもらった方がいい」

という更迭要求には正面から答えず、菅首相は

最後まで森会長の進退に関する答弁を避け続けた。


■放置すれば女性票が離れる


 これには党内からも懸念の声が上がっている。


 「森会長とは政治家としてのキャリアが違い、

“格下”の菅総理が辞任を迫れるはずがない。

しかし、このまま放置すれば、総理のリーダー

シップのなさが際立つだけだし、差別発言を

許容していると思われたら自民党のイメージま

で悪くなる。総理は頭が痛いと思います」

(自民党中堅議員)


 今でも十分、自民党の印象は悪いのだが、

4月には国政選挙の補選が控えている。

夏の都議選、秋までには衆院選もある。

これ以上、女性票が離れたら、今後の選挙を

戦えなくなると焦っているのだ。


 「海外メディアからも厳しく非難され、

森会長個人の資質の問題では済まなくなって

きた。日本政府としての対応も国際社会から

見られています。政権にとって、今回の

森会長の発言は想定外の火の粉でしょうが、

過去の言動を知っていれば想定内だし、

『コロナに打ち勝った証しとして』五輪を

開催したいと言い続けてきた菅首相も同類

です。国民の批判は当然、自民党にも向く。

ダメージは計り知れません」

(政治ジャーナリスト・角谷浩一氏)


 森会長が自ら辞めてくれればいいが、

4日の会見で辞任を否定。

森会長が居座り続ける間、予算委で連日、

野党から更迭を要求されたら、菅首相は

ますます苦しい立場に追い込まれる。

さすが、支持率9%の男。

森会長の破壊力は健在だ。


【転載終了】

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 総選挙は大苦戦するのは必至ですね。


 次に誰を持ってくるかですが、河野氏

の可能性が大でしたが、女性総理の目も

出てきましたね。


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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