菅首相は川淵会長案を事前了解・・・

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■菅首相は川淵会長案を事前了解・・・「透明性を」

 どの口が?

 公開日:2021/02/15


 「ルールに基づいて透明性の中で決定

するべきだ」


 女性蔑視発言で辞任表明した

東京五輪・パラリンピック大会組織委員会

の森喜朗会長(83)の後任人事について、

12日夜、首相官邸で記者団にこう語った

菅義偉首相(72)。

森会長が後継指名し、一度は新しい会長を

引き受ける方針だったものの、世論批判を

受けて辞退した日本サッカー協会(JFA)

相談役の川淵三郎氏(84)をめぐる

ドタバタ劇について言及したのだが、

菅首相が「ルールに基づいて」とはよく

言えたものだ。


 菅首相が自民党総裁に決まった昨年9月

の党総裁選では、新型コロナの感染拡大を

理由に通常の総裁選で行われるはずの

党員投票が行われなかった。

この“ルール違反”は、総裁選に出馬し、

地方で人気が高い石破茂元幹事長(64)を

抑え込むのが目的では報じられ、

地方議員などからは当時、

「党員の声を聞け」「密室談合ではないか」

との批判の声が上がったが、そのまま総裁選

は強行された。


 結局、党内7派閥のうち最大派閥の細田派

や麻生派、竹下派、二階派、石原派の5派閥

の支持を得た菅氏が圧勝した。

この総裁選と今回の森会長の後継指名人事を

めぐる不透明さは、まったく同じ構図と言わ

ざるを得ない。


 川淵氏は11日、話し合いを持った森会長

からは小池百合子都知事や、菅義偉首相らの

了解を得たと説得されたと、こう明かして

いる。


 「後をお任せするには川淵さんしかいないと。

例えば小池都知事や菅総理、安倍さん、みんな

に話して。武藤事務総長も『川淵さんならいい』

と。菅さんなんかは『もうちょい若い人いない

か』『女性がいないか』という話があったよう

で」


 つまり菅首相も「密室談合」による

川淵新会長人事を事前に報告され、渋々とはいえ

了解していたことになる。

「透明性の中で決定するべき」

「国民が納得できるような手順を踏んで決定する

のが大事」というのであれば、森会長から相談

された時点でそう言うべきだろう。


 12日に「もっと若い人、女性はいないか」発言

の事実関係を記者団にツッコまれた菅首相は

ゴニョゴニョと口を濁すだけ。

「あの、川淵さんとは話していません」などと

質問には正面から答えず、冒頭の

「ルールに基づいて…」発言を繰り返すのみ

だった。


 今になって菅首相が「ルール」や「透明性」

など口にしたところで国民は信用しない。


【転載終了】

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 結局、政治がらみですか。


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