組織委会長候補に橋本五輪相・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■組織委会長候補に橋本五輪相 五輪中止に向け
“敗戦処理”か
公開日:2021/02/14
川淵三郎・日本サッカー協会相談役の
“新会長就任”が一夜にして消え、
東京五輪組織委員会のトップ選びは一から
仕切り直しとなった。
菅官邸まで乗り出し“五輪村”のボス選びは
混迷を極めている。
12日開催された組織委の理事会・評議員会
の合同懇談会で検討されたのは「ポスト森」
の選定方法。
会合終了後、会見した武藤敏郎事務総長に
よると、御手洗冨士夫名誉会長
(キヤノン代表取締役会長兼社長CEO)を
トップに据えた「選考検討委員会」を設置し、
後任候補者を選定するという。
35人の理事の中から、10人弱の検討委員会
メンバーを男女比をほぼ半々にして選ぶ。
しかし、新会長選出は、17日に見込まれる
都と組織委、政府、IOC
(国際オリンピック委員会)の4者会談に
間に合いそうにないという。
■選考は“お手盛り”になる可能性が
「選考検討委のメンバーは、外部から招か
ず理事の中から選ばれる。森さんに『わきま
えておられる』と評された人たちです。選考
は“お手盛り”になる可能性が高い」
(組織委関係者)
「ポスト森」には、すでに複数の名前が
挙がっている。
筆頭は、菅官邸が後押ししているとみられる
橋本聖子五輪担当相だ。
他には、鈴木大地初代スポーツ庁長官や、
三屋裕子・日本バスケットボール協会会長の
名が囁かれている。
「三屋氏は、今回ハシゴを外された川淵氏と
近い。『川淵氏の無念を晴らす』という意味で
推される可能性はあるでしょう。元女子マラソ
ンの有森裕子氏や、元アーティスティックスイ
ミングの小谷実可子氏を推す声もあります」
(前出の組織委関係者)
■森派も菅官邸も組織委を“傀儡”に
複数の名前が飛び交う大混乱に乗じて、
森一派も、菅官邸も、組織委を“傀儡”にする
つもりだ。
「森前会長は辞任の意思を固めた直後、後任
を巡って側近の遠藤利明元五輪相と相談。遠藤
さんは橋本聖子を『ポスト森』に推したが森さん
はあくまで川淵氏への“禅譲”を狙った。官邸に
も相談せず勝手に川淵氏の後継を決めてしまった。
でも、官邸から横ヤリが入って“川淵会長”が一夜
にして消え、『橋本聖子新会長』の流れができて
います。森前会長の当初の計算は狂ったが、橋本氏
も森前会長の直系の子分です。橋本大臣は、かつ
て森前会長が領袖を務め、現在も影響力が及ぶ
自民党清和政策研究会所属。最終的には、森前会長
と官邸の利害が一致しそうです」(自民党関係者)
さらに官邸は、橋本氏に五輪担当相を辞任させ、
丸川珠代参院議員を五輪担当相に据えるプランを
描いているという。
もともと、「密室人事」で猛批判を招いていたの
に、また政治的な思惑で後任を決めようという
ありさまだ。
東京五輪に関し、著書がある作家の本間龍氏
はこう言う。
「もう時間は残されておらず、誰がトップでも
先行きは不透明です。『女性だから』『オリンピ
アンだから』という理由だけで橋本氏を会長に
据えるというのなら、短絡的な印象は拭いきれま
せん。政府は、橋本氏に『中止決定』に向けた
“敗戦処理”をさせるつもりではないか」
こんな状態では、とても本番を迎えられそう
にない。
【転載終了】
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日本の一番悪いところが出ましたね。
そもそも、不正をして招致したこと
が問題でしたね。
麻生氏ではないが、「呪われた五輪」
にならなければいいのですが。
しかし、こんなに大きな問題になる
都は思いませんでしたね。
日本人の感覚が、世界からかなり乖離
していると言うことでしょうか。
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