国立感染研“ワクチン弱体化”を報告…「逃避変異」蔓延か!

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】

■国立感染研“ワクチン弱体化”を報告…

 「逃避変異」蔓延か

 公開日:2021/02/19


 新型コロナウイルスのゲノム解析を手掛ける

国立感染症研究所から衝撃の報告が飛び出した。

15日に「感染・伝播性の増加や抗原性の変化

が懸念される新型コロナウイルス(SARS―

CoV―2)の新規変異株について(第6報)」

と題した報告書を発表。

ようやく接種が始まったワクチンの効力を弱体化

する「スーパー変異株」が日本国内で蔓延して

いる可能性を指摘した。


  ◇  ◇  ◇


 報告書が取り上げたのは、南アフリカ由来の

変異株で最初に確認された「逃避変異」

(E484K変異)。

英国やブラジル由来の変異株でも確認されている。

逃避変異には免疫反応を低下させる特徴がある。


 その脅威を物語るのが、集団免疫を獲得したと

いわれていたブラジル・アマゾナス州の州都

マナウスでの感染再拡大だ。

昨年12月にマナウスの患者から検出された

逃避変異株は42%だったのに、翌1月には

85・4%まで跳ね上がった。


 逃避変異株が従来型の抗体をスリ抜け、

再び感染させたためだとみられている。


■感染防止のリスクとなる


 感染研が懸念するのは、日本もすでに逃避変異の

毒牙にかけられている恐れだ。

報告書で逃避変異株が空港検疫で2件、関東全域で

91件検出されたと指摘。

「日本における迅速リスク評価」との項目では、

こう記している。


 〈E484K変異株はゲノム解析で検知されて

いる。現在の検出は限定的であるが、同株の国内

のまん延状況は過小評価されている可能性がある〉


 〈(ワクチン)効果を低下させる可能性を鑑みれ

ば、国内でのまん延は、中長期的に感染制御上の

リスクとなりうる〉


 つまり、日本で既に逃避変異株が蔓延している

可能性は否定できず、今後ワクチン接種のリスクと

なる可能性があるということだ。

一般市民への接種スケジュールが依然として見通せ

ないだけに、更なる苦戦を強いられるに違いない。


 「一番厄介なのは、英国由来の逃避変異株でしょう。

ただでさえ、逃避変異していなくても感染力は最大

1・7倍でしたからね。変異のたびに抗体に抵抗する

となると、有効なワクチンや特効薬がその都度必要に

なります。ただ、日本は国民全員分の最初のワクチン

を調達するだけでも難儀しているくらいですから、

変異に追いつきながら対策を打てるとは思えません」

(西武学園医学技術専門学校東京校校長の中原英臣氏)


 強い感染力を持ち、免疫を弱めるなんて「無敵」

過ぎる。

最強・最悪ウイルスがもたらす第4波に備えた方が

いい。


【転載終了】

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 やはり、第二段階の変異(E484k)が進んで

いるんですね。


 我々がワクチンを打つ頃は効きがが鈍ってる

可能性がありそうですね。


LC=相棒's のじじ~放談!

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