聖火ランナー、相次ぐ「辞退」に波紋・・・
Jcastニュース
【転載開始】
■聖火ランナー、相次ぐ「辞退」に波紋
政界からも「よく考えるべき」
2/27(土)
2021年2月下旬になって、東京五輪の
聖火リレー辞退が相次いでいる。
森喜朗組織委前会長の辞任劇・島根県の
県内聖火リレー中止検討に続いての
ランナー辞退の動きは、先行きの不透明感
を強めている。
■次々と明らかになった「辞退」
2月、芸能界で聖火ランナー辞退の口火を
切ったのは、ロンドンブーツ1号2号の
田村淳さん。
森会長(当時)の
「オリンピックはコロナがどんな形であって
も開催する」という発言などを「理解不能」
とコメントして、愛知県での聖火リレーに
ついて3日に辞退を公表した。
そして26日には、芸能界から辞退のニュース
が相次いだ。
歌手の五木ひろしさんは出身地の福井県で
ランナーを務めることになっていたが、
スケジュールの都合で辞退することになった。
福井県の隣県石川県では、常盤貴子さんが
辞退していたことが石川県議会での答弁で
明らかになり、福島県でリレーに参加予定
だった俳優の斎藤工さんもスケジュールが
流動的になったことを理由に辞退していた
ことが報じられる。
沖縄県での聖火リレーでも女優の玉城ティナさん
が、出身地の浦添市を走る予定だったリレー参加
について所属事務所が辞退の申し入れを行って
いたことが26日に明らかになった。
こうした状況に、政界からも反応が。
前東京都知事の舛添要一氏は、26日に
「芸能人などの著名人が走ると人寄せパンダと
なって、密集状態となる。本当に聖火リレーを
成功させるには、有名人の参加はすべて取りや
めにするというのも一つの手だ」とツイート。
さらに日本共産党の志位和夫委員長もツイッター
で27日、
「政府は、次々と聖火ランナー辞退が広がるのは
なぜか、よく考えるべきだ。コロナ収束の見通し
も、ワクチン接種の見通しも定かでない。医療
機関の疲弊と逼迫も続く。こんな状況では、今夏
の五輪は無理。国民の多数はそう考えている」
と投稿した。
■理由は「スケジュールの都合」
もっとも田村さんを除けば、いずれも辞退理由
は「スケジュールの都合」である。
2021年の聖火リレーは3月25日に福島県から
スタートし、7月23日までかけて47都道府県を
巡る予定だった。
福島県は3月25日から27日、福井県は5月29日と
30日、石川県は5月31日と6月1日、沖縄県では
5月1日から2日にリレーが予定されていた。
このほか、愛知県を走る予定だった将棋の
藤井聡太二冠も、スケジュールの問題を理由に
2020年10月に辞退の申し入れを行っていたこと
が2021年2月11日に明らかになっている。
【転載終了】
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依頼された時点でスケジュールを空けていた
のでしょうから、一年の延期はスケジュールの
調整が出来なくなる業界人も出てくるでしょう
ね。
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