都の変異株100万人あたり1.3件の異常 ・・・

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■都の変異株100万人あたり1.3件の異常

 検査拡大も周回遅れ

 公開日:2021/03/24


 〈東京ではなぜか変異株が少ない〉

〈東京の変異株数が、3府県より少ないのは

少し異様〉――。

都内で確認されている新型コロナウイルスの

変異株を巡り、ネット上では疑問の声が噴出

している。

全国各地で“雨後のたけのこ”のように確認

されている変異株が、東京はやたら少ない。

都は変異株の検査件数を増やす方針だが、

全国から大幅に後れを取っている。


 23日の都内の新規感染者数は337人。

7日間平均の前週比は11日連続で増加した。

感染再燃の背景に変異株が潜んでいる可能性

があるのに、

都は「市中感染は確認されていない」の

一点張り。

しかし、他府県と比較すると、変異株の

確認件数は不自然なほど少ない。


 都が独自に確認した変異株は23日までに

計18件。

人口100万人あたりに換算すると、

わずか1.3件に過ぎない。

同じく埼玉は8.6件、千葉と神奈川が5.9件。

都は周辺3県より少ない上、大阪(20.3件)

や兵庫(17.9件)とは、1ケタも違う。

人口も感染者数もはるかに多いのに、

変異株だけが異常に少ないとは、

都が実態を把握できているのか疑問の声が

出てきて当然だ。


■都の担当者は

 「検査数が低いとは考えていない」と強気


 変異株を見つけるスクリーニング検査の

実施件数が少ないことも、不安に拍車をかけ

ている。


 厚労省が17日に公表した

「変異株スクリーニング検査の実施状況」

(1~7日)に基づき検査率を計算すると、

都はわずか2.69%。

民間の検査会社による検査件数を合わせても、

9.83%にとどまる。

埼玉(20.53%)や大阪(33.02%)、

兵庫(44.03%)に比べ圧倒的に低いのだ。


 小池都知事はスクリーニング検査について

「4月上旬に25%にし、さらに早期に40%を

目指す」と言うが、すでに40%超えの地域も

ある。

本来なら感染者数の多い都こそスクリーニング

検査を率先して徹底すべきなのに、すっかり

周回遅れだ。


 検査率が低い理由を都に問い合わせると、

「民間の検査件数と合わせて10%前後の検査率

を達成しており、低いとは考えていない」

(感染症対策部計画課)と、何とも強気な返事。

今後の検査拡大については、

「複数の民間の検査会社にスクリーニング検査

のノウハウの習得を依頼している」(同)と

回答した。


 担当者は

「都内各地からランダムに検体を提出してもら

う中で、変異株が続出していないのは事実」

(同)とも強調するが、感染者が増加傾向にある

ことも事実だ。


 小池都知事は緊急事態宣言が解除された22日

から、

「自分や家族の命、健康を守るリバウンド防止期間」

と呼び掛けている。

“飲食店いじめ”にシャカリキになる前に、

スクリーニング検査拡大に必死になったらどうか。


【転載終了】

******************************


 変異株が地方で拡大しているのに、確かに

異常ですね。


 小池都知事は、感染を止める気があるので

しょうかね?


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

0コメント

  • 1000 / 1000