第4波予兆の中でなぜ?
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■第4波予兆の中でなぜ?
新規感染“封じ込め成功”6県の共通点
公開日:2021/03/26
緊急事態宣言が解除され、24日の東京の
新規感染者は420人だった。
再び感染拡大が起こりそうな雲行きだ。
そんな中、注目されているのが感染を最小限
に抑えている6つの県だ。
3月1日から23日までの23日間、1人も
新規感染者を出していなかったのが鳥取県。
隣の島根県も1人。
これに宮崎(2人)、長崎(5人)、福井(8人)、
大分(9人)が続く。
なぜ、コロナの封じ込めに成功しているのか。
まずは鳥取県に取り組みを聞いた。
「県民に『他県に行く時は注意してください』
と呼びかけました。感染防止に協力的な飲食店
や観光業者を『協賛店』や『認証店』に認定し、
アクリル板設置などの支援を行っています。
クラスターの出た米子市の繁華街には県の職員
が出向き、飲食店に感染防止を呼びかけました」
(鳥取県コロナ対策本部)
お隣の島根県は、会食は9人以下で
1時間30分以内にするよう要請。
その上で「県外の人との会食は控えてほしい。
たとえ陽性者が少ない県の人でも注意を」と
警告。
鳥取、島根の成功は「県外の人」を警戒した
結果といえるだろう。
県独自の注意喚起をいち早く出したのが
宮崎県と福井県だ。
宮崎県は1月8日に独自の「緊急事態宣言」
を出して飲食店に夜8時までの時短要請を
行った。
「河野俊嗣知事が『心一つに』『今しばし
の我慢をお願いします』と呼びかけ、県民の
9割以上が従ってくれました」
(宮崎県感染症対策室)
福井県も1月、1週間の感染者が38人に
達したため、1月9日に「感染拡大警報」を
発令。
「緊急事態宣言を出している地域への往来を
控えるようお願いしました」
(福井県コロナ対策チーム)という。
大分県は自粛要請の代わりにクラスター
対策を徹底した。
「クラスターが起きた飲食店の実名を公開し
てメディアに報道してもらい、『〇月△日に
この店を利用した人は保健所に相談してくだ
さい』と呼びかけました」
(大分県感染症対策課)
各県に共通するのは、県民が協力的なことだ。
県民性に詳しい「ナンバーワン戦略研究所」代表
の矢野新一氏はこう解説する。
「鳥取と島根の人は雨や雪が多く自然環境が
厳しいところで育っているので忍耐力がありま
す。だから言われたことに従う。宮崎は昔から
男性が女性に従う風潮が強い。妻に『知事さん
がああ言ってるんだから、協力してあげなさい
よ』と言われたら、逆らえません」
感染が広がっている他県も参考になるはずだ。
【転載終了】
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我が県も、感染者が東京で飲食して県内に
感染を広げるパターンだっように思います。
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