聖火リレー観覧規制に困惑や怒り・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■「参勤交代の大名行列か」
聖火リレー観覧規制に困惑や怒り
公開日:2021/03/30
<もはや何のためにやっているのかが
分からない>
<江戸時代の参勤交代の大名行列のよう。
自宅からチラッと眺めただけで逮捕かな>
ネット上では疑問の声が続出している。
全国各地で始まった東京五輪の聖火リレー
で、岐阜県の地元紙「岐阜新聞」が29日、
県内11市町で最初のリレー区間となる
中津川市馬籠の旧中山道馬籠宿での
聖火ランナーの観覧方法について、
<自宅前の道や建物2階からの観覧が制限
されている>などと報じたからだ。
同市内では4月3日、馬籠宿駐車場から
馬籠展望広場(約900メートル)、
花戸町交差点北から中津川駅前
(約900メートル)の2か所で聖火リレー
を実施。
ランナーは両区間を20分、12分かけて走る
予定だ。
市のホームページでは、
<中津川市から東京2020オリンピック
聖火リレーを盛り上げましょう!>と
あるのだが、地元紙の報道に対し、
ネットユーザーからは、
<自宅前からも見るな、というなら、そもそも
聖火リレーやるなよ>
<東京五輪を盛り上げてほしいと言いながら、
見ないでとは一体何?>
<コロナの密が怖いから仕方がないよね>と
賛否両論の書き込みが溢れる事態となった。
コースには専用の観覧エリアが設けられて
いるとはいえ、
<自宅前も建物2階からも見てはダメ>とは
厳しすぎるだろう。
まるで米国大統領の就任パレードのような
厳戒態勢だ。
これでは、県民が言うように、
<それなら、最初からリレーやるなよ>と
憤慨するのも理解できる話だ。
■中津川市の「自宅前観覧NG」はOKに
一体どう考えているのかを市に聞くと、
生涯学習スポーツ課の担当者はこう答えた。
「これは当市に限ったことではなく、
県実行委で決まった事です。2階から
の観覧制限については、転落の危険な
どもあるのでお控えくださいというこ
と。ただ、(住民から)自宅前の観覧
制限はいくら何でも、との声がありま
したので『いいですよ』と答えていま
す。(規制は)そこまで、きっちりと
した話ではありません」
おそらく岐阜県に限らず、こうした混乱が
全国各地で起きているに違いない。
もっとも、
「花見などで大人数が集まってはダメ」と
言いながら、
「聖火リレーは地域住民みんなで応援して
五輪を盛り上げて」という政府の姿勢が一番
“矛盾”しているのだが……。
【転載終了】
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利権のためだけに開催をゴリ押し感が
強いですね。
国民の約80%が「中止」もしくは「延期」
とのアンケート結果であり、政府は国民の
声をないがしろにしようとしています。
これで失敗したら、国内外に大恥を晒す
ことになりかねません。
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