「日本は発展途上国に転落した」・・・
情報速報ドットコム
【転載開始】
■森永卓郎氏「日本は発展途上国に転落した」
「多くの国民が外資系企業で、低賃金で働か
ざるを得なくなるだろう」
2021年4月14日
経済評論家の森永卓郎氏が日本は既に
発展途上国だとする論説を出しました。
森永氏は日本のコロナ対応が世界的に
見ても酷く遅れているとして、
「3月31日現在のワクチン接種率は、
イギリス52.5%、アメリカ44.5%、
ドイツ16.2%に対して、日本はわずか
0.8%だ。ちなみに中国は8.2%、
韓国は1.7%で、日本は0.5%のフィリピン
とほぼ並んでいる」
「なぜ、こんなことになってしまったのか。
最大の原因は、官僚の保身だと私は考えて
いる。日本政府が承認したワクチンは今の
ところファイザー社製だけで、アストラ
ゼネカ社製のワクチンは国内生産が始まって
はいるものの、承認がないので接種できない
のだ」と言及。
かつての給料が安かった頃の官僚と比べて、
今の官僚が給料や待遇が良くなったせいで
自己保身ばかり考えていると触れ、
経済政策や産業政策の全てほぼ失敗している
とも指摘していました。
この論説は週刊実話に掲載されたもので、
森永氏は新型コロナウイルス対応だけでは
なく、過去数十年間の経済対策を総合して、
日本はもはや先進国ではないと結論付けて
います。
特に森永氏が言葉を強めていたのは
官僚機構を含めた政治の腐敗で、
このまま日本の衰退が続いた場合、
最終的にはエリート官僚だけが守られ、
国民の大多数が外資系企業で低賃金労働を
強いられることになるだろうとまとめてい
ました。
★日本は発展途上国に転落した~森永卓郎
『経済“千夜一夜”物語』
https://weekly-jitsuwa.jp/archives/15907
日本の発展途上国化は、ワクチンだけでは
ない。
OECD(経済協力開発機構)が発表している
年収ランキングでも、日本は30カ国中24位
で、19位の韓国を下回っている。
20年前まで、日本の賃金水準はG7トップ
だった。
それがなぜG7最下位に転落したのか。
最大の理由は産業政策の失敗である。
既存産業にこだわり、日本が生み出す付加
価値が増えないから賃金が上がらないのだ。
例えば、世界を支配してきた日本の家電産業
は、もはや見る影もない。政府が音頭を取っ
て、日立や東芝、ソニーの小型ディスプレイ
部門を統合して誕生したジャパンディスプレ
イは、青息吐息の状況。
日の丸液晶を守りたいという、財界と官僚の
既得権へのこだわりが招いた結果だ。
一方、世界で進むデジタルトランスフォー
メーションや、それを支える情報機器の分野
でも、決定的に出遅れている。
いまや国産のスマホやPCを使っている国民は、
少数派になってしまった。
利権にならない新しい分野への支援を怠った
からだ。
【転載終了】
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日本の衰退を決定的にしたのが、安倍政権
ですね。
安倍政権は、科学分野の予算削減、病床数
削減、介護補助費削減等の社会福祉の後退。
消費増税による貧困層の増大。
この人物がやってきた失政は数えればキリが
ありません。
安倍政権時代には既に日本は三流国家と言わ
れ始めていました。
気付いていないのは呑気な国民だけです。
その政権を支持する6割のB層の存在。
海外紙が「日本人はお人好し」「日本人は無知」
などと揶揄する記事を書いています。
日本が「経済大国3位」の座から滑り落ちるの
も近い将来だそうです。
預貯金「ゼロ」の世帯が3割強もあり、将来
「老後難民」であふれ、生活保護が破綻すると
の予測も・・・
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