福島原発の処理水に・・・ IAEAが国際調査団を派遣へ!

情報速報ドットコム


【転載開始】


■福島原発の処理水に放射性物質、トリチウム

 以外にも多数の核種報告!

 IAEAが国際調査団を派遣へ

 海洋放出が世界に波紋

 2021年4月15日


 日本政府が福島第一原発の処理水(汚染水)を

海洋放出すると決定した問題で、

IAEA(国際原子力機関)が調査団の派遣を検討

していることが分かりました。


 調査団の派遣はIAEAのグロッシ事務局長が

NHKのインタビューの中で言及し、様々な国から

懸念が出ているとして、複数の国や地域から

専門家を加えた国際的な調査団を派遣する可能性

があると表明。

具体的な日程は調整中だとしていますが、

福島第一原発の海洋放出で放射性物質の濃度が

基準以下になっているのかどうかを含め、

大々的な調査を行うとしています。

日本の周辺国だと中国や韓国、ロシアなどが

海洋放出に懸念を表明しており、一部の国から

国際裁判所に提訴する動きも出ています。


 東京電力が発表している資料などを見てみると、

ALPS(多核種除去設備)を使っても汚染水から

放射性物質の全てを除去することは出来ておらず、

ストロンチウム90などが多数残留していました。

政府はこの汚染水を基準以下まで希釈(薄める)

ことで問題ないとしていますが、環境に放出され

る放射性物質の総量は変わらないわけで、

それで本当に大丈夫なのだろうかと疑問の余地が

あるところです。


 他にも問題が多く、福島第一原発の収束作業が

終わるまで延々と汚染水を海洋放出することに

なる点も深刻な問題だと言えます。


★IAEA 福島第一原発の処理水 安全性検証で

 国際調査団の派遣検討

https://www3.nhk.or.jp/news/html/

20210415/k10012975261000.html?

utm_int=all_side_ranking-social_00

IAEA=国際原子力機関のグロッシ事務局長

がNHKの単独インタビューに応じました。

東京電力福島第一原子力発電所で増え続け

る処理水を国の基準を下回る濃度に薄めて

海に放出する日本政府の決定に対し周辺国

などから懸念が出ていることを受け、様々

な国からの専門家を加えた国際的な調査団

の派遣を検討していることを明らかにしま

した。


★原発汚染水にトリチウム以外の核種…

 自民原発推進派が指摘

https://www.nikkan-gendai.com/articles

/view/life/287910

専門家が危惧しているのは、トリチウムだけ

がクローズアップされていることだ。

大新聞テレビは、汚染水を多核種除去設備

「ALPS」で浄化しても、トリチウムだけは

除去できないと報じ、原子力ムラは

「トリチウムが放出する放射線は弱い」

「自然界にも存在する」「通常の原発でも

発生し、基準を満たせば海に流している」と、

海洋放出は問題ないと訴えている。

しかし、大手メディアはほとんど問題にし

ていないが、「ALPS」で取り除けないのは、

トリチウムだけではないという。

トリチウム以外にもヨウ素129、セシウム135、

セシウム137など、12の核種は除去できない

という。


【転載終了】

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 この問題は決定的な解決策がない以上、

永遠に続くのでしょうね。


 汚染水や廃炉も出来ない現状の中で、

原発外交や、さらに国内に原発を増設

する感覚の鈍さ。


 ここで人権問題である、ウイグルや

ミャンマー問題に積極的に取り組むので

あれば、国際社会も見方が変わる可能性

も。

いまのところ、腰が引けているみたい

ですね。


 日本は世界から先進国と認められない

時が来るかも。


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