参院広島再選挙に安倍晋三がテコ入れする訳!
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■自民敗色濃厚の参院広島再選挙に安倍晋三
がテコ入れする訳
公開日:2021/04/23
25日投開票の衆参3選挙は「自民3敗」も
あり得る状況だ。
唯一、勝算のあった参院広島再選挙も敗色濃厚。
期日前投票でも野党候補がリードしているという。
「保守王国の広島は基礎票の数が野党とは
ケタ違い。本来なら組織票による期日前投票
で圧倒していなければおかしいが、河井夫妻
の選挙買収事件の影響は大きく、カネをもら
った地方議員は表立って動けない。国会議員
団からも『動くな』と言われてる。陣頭指揮
は宏池会(岸田派)の岸田会長が執っていま
すが、牙城の広島で負けたら力不足との批判
は必至。秋の総裁選に出る資格も失いかねま
せん」(自民党広島県連関係者)
再選挙の原因となる河井案里氏の選挙に肩入れ
した菅首相も二階幹事長も、事件の責任を名目に
静観の構え。
負けても総裁選のライバルが消えるだけだから、
菅首相は周囲に「広島は負けてもいいんだ」と
話すなど余裕をブッこいているという。
そんなワケで岸田派の孤軍奮闘だったが――。
■前・現首相の代理戦争か?
先週末から、選挙戦終盤に細田派の幹部が続々
と広島入り。
世耕参院幹事長、下村政調会長、萩生田文科相、
森前法相らが入れ替わり応援演説に立ち、
業界団体をこまめに回ってネジを巻いているのだ。
細田派は安倍前首相の出身派閥。
中でも安倍氏に近いメンメンが広島に駆けつけて
いる。
当然、安倍氏の指示とみられている。
「安倍前首相はもともと後継に岸田氏を推して
いました。岸田派に恩を売るのは、秋の総裁選で
菅降ろしを仕掛け、キングメーカーとして君臨す
るのに“岸田カード”を残しておきたい思惑がある。
惨敗させるわけにいかないのです」
(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)
もっとも、大挙して訪れる細田派議員の強引な
やり方は地元の顰蹙を買っているという。
「小さな床屋やラーメン屋にまで押しかけて
ゴリゴリ締め付けるけん、あがいな事件があって
も反省しとらんし、自民党の悪げな体質は変わっ
ちょらんの」(地元関係者)
復権をうかがう安倍氏と、続投を狙う菅首相の微妙
な関係。
中央の権力闘争に翻弄される広島再選挙で安倍氏の
援軍は吉と出るか、凶と出るのか。
【転載終了】
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安倍氏もいい加減引っ込んだらどうですかね。
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