五輪開催に暴走する政府の狙い・・・

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■ぼったくり男爵より危うい

 五輪開催に暴走する政府の狙い

 公開日:2021/05/08


 米紙ワシントン・ポストによる、

国際オリンピック委員会(IOC)と

バッハ会長への痛烈批判が注目され

ている。

5日の電子版で、新型コロナの感染拡大

で開催が不透明な東京五輪・パラリン

ピックについて、開催を強行したい

バッハ会長を「ぼったくり男爵」と表現し、

「IOCはライセンスの収益や放映権料を

獲得し、開催国に巨額費用を押し付けて

いる」と指摘。

国内でワクチン接種が進んでいないこと

などから「中止すべきだ」と決断を促した。


 IOCは五輪の準備や運営にかかる経費を

開催都市と国、組織委員会に負担させる。

1年延期による追加経費のほとんどもそう。

一方で、自分たちは多額の放映権料や

スポンサー料を手にする。

コロナで世界中に数えきれないほどの死者

が出ようが、開催に突き進むIOCの非常識、

ずるさは世界が認識している。


■熱狂する国民を・・・


 「ぼったくり男爵」との批判はもっとも

だが、スポーツジャーナリストの

谷口源太郎氏は

「開催に向けて暴走しているのは、むしろ

日本です」と言ってこう続ける。


 「当初、東京五輪を開催する意義はなかっ

た。そこで東日本大震災からの復興をシンボル

にしたわけだが、国民や多くの援助をしてくれ

た海外受けを狙ったデタラメです。原発事故の

汚染水について『アンダーコントロール』と

大ウソをついた安倍前首相は、五輪で熱狂する

国民を一体化し、戦争ができるように憲法改正

に持っていくのが狙いだった。森喜朗前組織

委員会会長がバックにつき、『オールジャパン』

『ワンチーム』などと言い出したことは記憶に

新しい。五輪開催は経済効果もありますが、

それよりも憲法改正のために五輪を政治利用し

たのです。安倍、森両氏は表舞台から消えたが、

コロナ禍で国民の7割以上が五輪の延期・中止

を望んでいても、実際に開幕すれば無観客でも

絶対に盛り上がる、と思っているはずです。

自民党の衆院選を有利にするためなんて声もあ

りますが、国がしゃかりきになって東京五輪を

開催したい最大の理由はここにあるのです」


 くしくも6日、憲法改正の手続きを定めた

国民投票法の改正案をめぐり、自民党と

立憲民主党は今国会で成立させることで合意

した。

コロナ禍で毎日死者が出ている今、憲法改正

うんぬんではなかろう。

米紙のバッハ会長批判に膝をたたいている

場合ではない。


【転載終了】

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 世界はコンパクトな五輪を目指して

いますが、日本は数兆円規模に膨らま

せています。

森氏が仕切っているので、本当に五輪

だけに使われているのか疑わしいんで

よね。

噂によれば、分配手腕が買われて仕切り

を任されているとか・・・


 流れからいくと、五輪そのものをやめ

ろがトレンドになるかも。


>・・・国民投票法の改正案をめぐり、

自民党と立憲民主党は今国会で成立さ

せることで合意した。


 一本筋がないのが立憲民主の弱点で

しょうね。

すぐ、横道にそれてしまう。


 野党連立がなかなか出来ないところが

ここにあるのでしょう。


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