「五輪中止を」署名25万筆超!
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■「五輪中止を」署名25万筆超!
政府無視なら次はスポンサー
公開日:2021/05/08
東京五輪に大逆風だ。
開会式まで80日を切った五輪の開催中止を
求めるネット署名に、とてつもない勢いで
賛同が集まっている。
開始から2日余りで25万筆
(8日午前9時現在)を突破。
菅政権が“英断”を下すまで勢いは止まらな
いんじゃないか。
◇ ◇ ◇
「人々の命と暮らしを守るために 東京
五輪の開催中止を求めます」――。
署名サイト
「Change.org(チェンジ・ドット・オーグ)」
を通じ、こう呼び掛けたのは元日弁連会長の
宇都宮健児弁護士。
5日正午に開始すると、どんどん署名が集まり、
2012年の日本語版開始以来、最速ペースで伸び
ているという。
宇都宮氏がコロナ禍の五輪強行に反対するの
は、医療施設などさまざまなリソースを割かな
ければならなくなるためだ。
疲弊している医療従事者をさらに苦しめ、
国民の命と暮らしを危険にさらす行為だと批判。
五輪延期の追加費用だけで3000億円に達した
として、「窮乏にあえぐ人々に資源を割くべき
だ」と訴えている。
■宇都宮氏には海外メディアが殺到
宇都宮氏が改めて言う。
「コロナと闘う医療現場はきわめて疲弊してい
ます。今回の署名活動では、全国の医療従事者
から〈(署名活動は)自分たちにとってありがた
いことです〉といった応援の電話が多数寄せられ
ました。世論調査では国民の約7割が延期や中止
を求めており、署名によってそうした声が可視化
されたと思います。海外メディアからの取材申し
込みも多く、米AP通信、英ロイター通信、韓国の
テレビ局SBSなどの取材を受けました。オンライ
ン署名で短期間に賛同が広がり、海外でも関心を
集めていることに驚いています。中止に賛同する
人がお友達などに署名を呼びかけてくれることを
期待しています」
署名の宛先は、IOC(国際オリンピック委員会)
のバッハ会長や菅首相、東京都の小池知事、
東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子
会長らで、英語での署名ページも開設。
来週後半にもいったん、署名を整理して提出する
という。
もちろん、その後も署名活動を続ける方針だ。
■「署名は100万単位の筆数に達する」
五輪中止を求める動きは医療従事者からも起き
ている。
立川相互病院(東京・立川市)は建物の窓ガラス
に「医療は限界 五輪やめて!」
「もうカンベン オリンピックむり!」と書いた
張り紙を掲出した。
米紙「ワシントン・ポスト」はバッハ会長を
「ぼったくり男爵」と批判するコラムを掲載。
英紙「ガーディアン」は日本でパンデミックが
悪化しているにもかかわらず、IOCや主催者が
医療従事者に耐え難い負担をかけていると批判
し、独紙「南ドイツ新聞」も、IOCと日本政府
が偏った視点から五輪を無理に進めていると
報じた。
浅虫温泉病院(青森市)理事長で政治学者
の横山北斗氏が言う。
「コロナ禍で地方の医療現場は医師と看護師
の不足に見舞われ、悲鳴を上げています。彼ら
が五輪参加のために今の持ち場を離れたら、
大変なことになります。宇都宮氏の署名は100万
単位の筆数に達するでしょう。これらの声を無視
して政府が五輪を強引に進めるなら、次は五輪
のスポンサー企業に中止を求める署名が起きるか
もしれません」
菅首相も小池都知事もいい加減、目を覚まし
たらどうだ。
【転載終了】
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スポンザーもイメージダウンを逃れられ
ないと判断すれば、スポンサーを降りる
可能性もあり得ますかね?
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