1.5億円めぐり二階サイド爆弾発言 ・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■1.5億円めぐり二階サイド爆弾発言
選対委員長が広島を担当
公開日:2021/05/19
内輪モメか、それとも責任の所在をウヤムヤに
する猿芝居なのか。
2019年の参院選をめぐる公職選挙法違反の
罪で有罪が確定し、当選無効になった
河井案里元参院議員の陣営に党本部から
1億5000万円の選挙資金が投入されていた
問題で、自民党の二階幹事長が17日の会見で
突然、「私は関与していない」と言い出した。
しかも、会見に同席した林幹雄幹事長代理が
二階氏の説明を補足し、
「当時の選対委員長が広島を担当していた」と
爆弾発言だ。
当時、選対委員長を務めていたのは、安倍前首相
の盟友である甘利税調会長。
河井夫妻の事件を主導したのは安倍・甘利ルート
だと明かしたに等しい。
名指しされた甘利氏は18日、記者団に
「1ミリも、正確に言えば1ミクロンも関わって
いない」と釈明。
こういう時に「2万%」とか「1ミクロン」とか
極端な表現で断言するヤカラは得てして嘘つきな
傾向があるが、甘利氏は
「党から(1・5億円が)給付された事実も知ら
ない」と関与を全否定している。
すると、二階氏は18日の会見でも
「全般の責任は私にあるが、個別選挙区の戦略や
支援方針はそれぞれの担当」と、改めて直接の
関与を否定。
では甘利氏に説明責任があるのか問われると、
またしても林氏がシャシャリ出てきて
「根掘り葉掘り、党の内部のことまで踏み込まな
いでもらいたい」と遮る場面もあった。
渦中の党幹部が責任をなすりつけ合う姿は醜悪
そのものだ。
幹事長も選対委員長も知らないなんてあり得な
いし、本当に2人とも知らなかったのなら、
党のカネ1・5億円を自由に動かせるのは総理総裁
しかいない。
「官房機密費が迂回投入された可能性もある。
いずれにしろ買収の原資に税金が使われたかも
しれないのに、『根掘り葉掘り聞くな』なんて、
公党としてどうかしています。幹事長を続けた
い二階氏が菅首相や安倍前首相に対し、『オレ
を交代させたらすべて暴露するぞ』と牽制する
目的かもしれませんが、当時も今も幹事長の
立場にありながら『知らなかった』は通用しま
せん」(政治ジャーナリスト・角谷浩一氏)
幹事長の権限で内部調査を指示し、
誰が1・5億円を支出したのか明らかにすれば
いいだけだ。
■自民岸田前政調会長が
「金は何に使われたのか!」と不快感
誰よりも「根掘り葉掘り聞きたい」のは
岸田前政調会長のようだ。
二階幹事長や甘利氏が関与を否定していること
に対して自民党の岸田前政調会長がテレビ番組
で不快感を示した。
岸田氏は18日夜のBS-TBSの番組で、
河井氏の当選無効に伴う4月の再選挙で
自民候補が敗れた要因として、
「1億5000万円が買収の原資に使われた
のではないかという党への疑念があった」と
指摘。
自分が会長を務める党広島県連の要望は使途の
説明だとして、
「送金に誰が関与したかではなく、金が何に
使われたかだ」
「論点をごちゃ混ぜにするとおかしなことに
なる」と訴えた。
この問題をめぐっては、二階氏が17日の会見
で「関与していない」と言い、林幹事長代理も
「当時の選対委員長(甘利氏)が広島を担当」
などと発言。
名指しされた甘利が
「1ミリも関与していない。1ミクロンもかか
わっていない。事件後の新聞報道を見て初めて
知った」などと反論していた。
【転載終了】
**************************
始まりが、安倍前首相の私怨から
ですよね。
となると、
>河井夫妻の事件を主導したのは
安倍・甘利ルート・・・
が一番濃厚な疑惑のような・・・
党費なら二階幹事長が知ってる
のは当然でしょうね。
ただし、官房機密費なら、
安倍ー菅ー甘利ルートでしょうか?
0コメント