バッハIOCが粛々と進める五輪強行準備日本の世論ガン無視!
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■バッハIOCが粛々と進める五輪強行準備
日本の世論ガン無視
公開日:2021/05/22
延期されてきたXデーが決まった。
国際オリンピック委員会(IOC)が
バッハ会長の来日予定日を7月12日と
発表した。
東京五輪開幕の約10日前となる。
それに先立ち、コーツ調整委員長は6月15日
に日本へ入るという。
新型コロナウイルスの感染拡大は収束には
ほど遠く、開催地の東京では緊急事態宣言が
発令中。
医療の逼迫、ワクチン接種の遅れと深刻な
状況が続き、国内世論調査では5割以上が
開催に反対している。
国立競技場や新橋では中止を訴えるデモも
行われた。
そんな中、来る「7.23」に向け、粛々と
準備の進捗をアピールしているのが
バッハ会長である。
19日から始まった五輪開催準備を確認する
調整委員会の冒頭で
「IOCはすべての人たちのために安全な形で
大会を運営することに完全に注力している」と
宣言。
IOCが各国オリンピック委員会(NOC)の
医療スタッフを日本へ追加派遣すると表明した。
「日本国民の安全を守るためです」と“安心安全”
な東京五輪の開催を印象付けていた。
「ただ医療スタッフを増やすだけでは意味
がない。病床やコロナ患者に必要な医療機器
の確保も必要不可欠。IOCはそこまで
『面倒』を見てくれない。ワクチンにしても
そうです。IOCが日本の代表選手や関係者に
無償提供することで“優先接種”が決まった。
高齢者への接種が遅れている中で、選手団の
接種は6月にも始まる。選手に向けられる
アスリート優遇の批判は頭にないのでしょう。
五輪強行のためのアリバイづくりに邁進して
いる印象が拭えない」(競技団体関係者)
■緊急事態宣言下でも「やる!」
バッハ会長は
「大会開催時には(選手村に滞在する大会関係
者の接種者は)80%を超えると確信している」
とキッパリ。
21日に終了した合同会議後、組織委の橋本聖子
会長と会見を行ったコーツ調整委員長は、
開幕までに緊急事態宣言が解除されない状況
でも五輪は開催するのかと問われ、
「答えはイエスだ」と明言、
「WHOなどから、緊急事態宣言下であっても
なくても、十分安全で安心な大会を開催できる
と助言を受けている」と理由を示した。
コーツ氏はまた、日本国内で開催反対の声が
高まっている状況に関し、
「ワクチン接種が増えていけば、世論調査の結果
も良くなっていくのではないか。もし支持率が
改善しなければ、安全な大会になるようにわれ
われの仕事をやるだけだ」との認識を語った。
かくして、ぼったくり男爵とIOCは五輪強行
に突き進む・・・日本国民の命を何だと思っている
のか。
【転載終了】
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IOCは見通しが甘いように感じますね。
日本以外の国にだったら、既に中止が
決まっていたように思います。
日本は、昔から“決められない政治“と言わ
れていましたから。
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