五輪は海外報道陣3万人“野放し”に行動管理は到底ムリ!
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■東京五輪は海外報道陣3万人“野放し”に
行動管理は到底ムリ
公開日:2021/05/24
何が何でも五輪をやるつもりらしい。
23日、平井デジタル担当大臣はフジテレビの
番組で「五輪開催は今、決まっている」と発言。
五輪開催を既成事実のように語った上に、
緊急事態宣言下でも強行開催することをにおわ
せた。
IOCのコーツ調整委員長は先日、緊急事態宣言
が解除されない場合でも「開催する」と明言。
さらに一部メディアによると、“ぼったくり男爵”
ことバッハ会長は22日の国際ホッケー連盟総会で、
「誰もが五輪の夢を実現するために、何かを犠牲
にしなければならない」と話したという。
人命を犠牲にしてでも五輪をやる、とも受け取れ
る暴言に、ネットは大炎上している。
日本は連日、5000人規模の感染者を出すなど
コロナ禍に苦しんでいる。
メディアによる世論調査では6~8割の国民が
五輪の中止や延期を求めているが、そんなことは
どうでもいいらしい。
■選手、大会関係者は「バブル方式」も
IOCや組織委はいわゆる「バブル方式」によって
選手、関係者を徹底的に“隔離”した上で五輪を行う
としているが、中国の3000人を含めて3万人が
大挙するという報道関係者はそうもいかない。
選手や大会関係者は泡で包めても、報道陣はほとん
ど不可能だからだ。
IOCや日本政府は報道関係者にワクチン接種を要望
し、「プレーブック」(第2版)によると、入国後
14日間は公共交通機関の利用を禁じ、食事も外食を
禁止する方針だが、宿泊先については組織委推奨
ホテル以外でも可能。
メディアの行動規制ができるのか、不安視する声は
絶えない。
世界中に変異株がはびこるだけに、それこそ日本は
パンデミックに陥りかねない。
作家の吉川潮氏が言う。
「コロナ禍で行われた国際大会では、選手、関係
者でさえ、感染者を防ぎきれていない。入国後に
感染が判明するケースもあるだろう。そもそも、
メディア関係者のすべての行動を管理することはで
きない。日本では徹底管理されているはずの相撲取り
や野球選手でさえ、夜遊びしている。ルールの抜け
道を探すような関係者もいるはず。取材と称して
夜な夜な繁華街を出歩くような者も出てくるかもし
れない。政府は、日本滞在時のルール違反者に国外
退去を命じると言っているが、報道の自由だ、人権
侵害だ、などと揉めることは目に見えている。考え
ただけでも恐ろしいですよ」
吉川氏は、強行開催に突き進むバッハ会長の
“暴言男爵”ぶりにも、呆れ顔でこう言及する。
「バッハ会長にモノが言えないIOCや日本政府を
見ていると、戦争末期のドイツと日本を見ている
ようだ。日本の軍部は『まだやれる』というドイツ
の言葉を信じ、さらなる悲劇を招いた。何が一番
大事かといえば、日本人の安全。子供だって分か
ることです」
“大人の都合”で五輪を強行しようとしているIOC
と日本政府。
このままでは、再び大きな悲劇を招きかねない。
【転載終了】
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前記事に書きましたが、インド変異株の
感染状況が心配ですね。
万一予測通り7~8月に感染拡大したら
日本の経済は壊滅状態になる可能性大です。
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