IOC古参委員「菅首相が中止を求めても大会は開催」
Sputnik日本
【転載開始】
■IOC古参委員
「菅首相が中止を求めても大会は開催」
日本国民が「屈辱」「傲慢」
2021年05月27日
国際オリンピック委員会(IOC)の委員
を40年以上務めてきた古参、
ディック・パウンド氏(79)が、23日、
「週刊文春」の単独インタビューに応じ、
仮に菅首相が中止を求めても
「大会は開催される」と述べた。
「週刊文春」のニュースをYahoo!ニュース
が引用して報じた。
圧倒的大半の日本国民が開催を支持せず、
各方面から政府に中止要請が入るなかで、
リスクはない、首相がNOでも大会はやる
と断言するパウンド氏に、Yahoo!ニュース
のコメント欄には日本人ユーザーの怒りと
批判が相次いで書き込まれている。
週刊文春によれば、パウンド氏は日本国民
の大半が大会開催に反対である実情を「残念」
と述べ、科学的見地から開催による
追加的リスクはないと断言した。
さらに、日本国民の反対論はそれを「無視」
したもので、
「開催したらきっと成功を喜ぶことだろう」
と語っている。
また観客動員についてはパウンド氏は、
観客は雰囲気を味わうためにいることは
いいことだが、大多数の人がTVで観戦する
ため、生の観客は「必須ではない」と断言
した。
外国からの観客が動員ができないために
経済効果が格段に落ちることには配慮が
なかった。
本滞在中のアスリートの健康面については
パウンド氏は、母国出国前に何重もの検査
を受けた上で成田空港に到着し、入国の際
も検査を受け、誰とも接触しないまま選手村
入りするため、心配はないと語っている。
日本でワクチン接種が遅れていることに関し
ても、遅れは不可解としながらも、
「マスクや手洗い、ソーシャルディスタンス
を取ることなどでリスクをほぼゼロにするこ
とができる」と言い切っている。
五輪開催中止の争点についてパウンド氏は、
IOCのとっては
「許容できないリスクがあるかどうか」が
決め手となるものの、
「科学的にすべてはコントロールできる」ため、
中止が検討されることはないことを暗に示して
いる。
週刊文春側はさらに、日本国民の民意を代表
する政府、菅首相が大会中止を決めた場合に
まで踏み込んでパウンド氏に訊ねると、
「仮に菅首相が『中止』を求めたとしても、それ
はあくまで個人的な意見に過ぎない。大会は開催
される」と押し切った。
文春オンラインは26日16時すぎにこのニュース
を配信したが、それから5時間半の間にすでに
5700件を超えるコメントが書き込まれており、
その数はまだ増え続けている。
大半のコメントがIOCの姿勢は「無礼」「傲慢」
で「日本は主権国家ではないというも同然」と
屈辱感と怒りに満ちている。
またリスクを「科学的にコントロールできる」
という発言に「証拠を示して欲しい」と詰め寄る
意見も。
これまでもIOCが権威の大きい組織として世界
に君臨していることは周知の事実だったが、
パウンド氏の率直な発言でそれが改めて浮き彫り
になった。
【転載終了】
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早い話、「日本がなめられている」という
ことでしょう。
政権がグダグダだから、IOC幹部が押し切れ
ると考え強気な発言を繰り返していると考えら
れますね。
考えをハッキリ言う欧米に対しても言えるで
しょうか?
それにしても、IOCって何様のつもりなの
でしょう。
耳にする情報では、五輪中止で破産する貴族
が多く出るとか?
そのことがあって、「ぼったくり男爵」との
批判記事が出たのかも知れないですね。
因みに、バッハは貴族ではないようですが。
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