五輪組織委が“抹殺”した再延期要請 ・・・?

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■五輪組織委が“抹殺”した再延期要請

 小池都知事側近を直撃

 公開日:2021/05/27


 「再延期を含め、あらゆる可能性を想定

すべきではないか」――。

小池都知事側近の東京五輪延期要請を

組織委員会が“抹殺”だ。

26日の東京五輪・パラリンピック組織委の

理事会後、記者団に冒頭の提案内容を自ら

明かしたのは、理事を務める小山有彦都議だ。

小山氏は「都民ファーストの会」(都F)の

代表代行で、小池側近のひとり。

都Fを代表して組織委に送り込まれた立場で

ある。


 ところが、理事会後に会見した

武藤敏郎事務総長は、理事から大会中止や延期

に関する言及はあったとしながらも

「中止、延期すべきという話はなかった」と

発言。

小山氏の提案をあっさり葬り去ったも同然だ。

実際には、どのようなやりとりがあったのか。

改めて小山氏本人に聞いた。


 「理事会の冒頭に近いタイミングで発言しま

した。最近の感染状況を見れば、少なくとも

『再延期』は想定すべきと考えたからです。する

と、武藤総長は〈組織委は『開催』を前提として

活動する組織。延期を含めた開催の可否について

は、開催国や開催都市が判断することだ〉と答え

ました。私以外の理事が〈『中止』はどうなんで

しょうか〉と発言しても、武藤総長は私に対して

と同様の回答でした。理事会では、さまざまな

意見が出ましたが、揉めたり紛糾することはあり

ませんでした」


 ――「再延期」発言について、事前に小池知事

らに相談したのか。


 「していません。あくまで最近の感染状況を

危惧し、自分で判断し、発言に至りました。

都民ファーストの会としても、これまで都議会

の本会議でも『無観客開催』の必要性について

は、発言してきたところです」


 ――小池知事が五輪返上を言い出すのでは、

との報道もある。

都議選の告示まで1カ月。

「再延期」を公約に掲げる考えはあるのか。


 「そこまでは考えていません。今後、感染が

収束に向かい、無観客を含め、開催できる可能性

もある。『再延期』に言及したのは『あらゆる

可能性を視野に入れるべき』との考えからです」


 小池一派はいつまでも五輪返上の“切り札”を

温存するのだろうか。


【転載終了】

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 中止の宣言は“開催都市特権“ですかね?


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