バッハとテドロスは習近平と同じ船に:漕ぎ手は「玉砕」日本!

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【転載開始】


■バッハとテドロスは習近平と同じ船に

 :漕ぎ手は「玉砕」日本

 2021年5月28日

 遠藤誉(中国問題グローバル研究所所長)

 ※抜粋。


 IOCとWHOは建党百周年記念を輝かせたい

習近平国家主席と利害を共にし、彼らが乗る船

「習近平号」をコロナ失敗国・ワクチン後進国

である日本が玉砕覚悟で漕いでいる。

命と税金を奪われるのは日本国民だ。


■習近平にとって御しやすいWHOテドロス

 事務局長とIOCバッハ会長


 バッハ会長やコーツ副会長を中心とする

IOC(国際オリンピック委員会)が、

いかに緊密に結託しているかに関しては

一昨日(5月26日)のコラム

<バッハ会長らの日本侮辱発言の裏に

習近平との緊密さ>に書いた。


 これに加わるのがWHO(世界保健機構)の

テドロス事務局長だ。


 テドロスがどれだけ習近平と「つるんで」

いるかに関してはこれまで何度も書いてきた

が、まだご覧になっておられない方は

2020年1月31日のコラム

<習近平とWHO事務局長の「仲」が人類に

危機をもたらす>など、その周辺コラムを

ご覧いただきたい。


 しかしそのテドロスもコロナの世界的蔓延

が日々爆発的に拡大している状況を受けて、

東京オリンピック・パラリンピック

(東京五輪と略称)の延期を勧告せざるを得な

いところに追い込まれ、安倍元首相からの

申し出もあり、2020年3月24日にはバッハも

渋々「1年程度の延期」に同意した。


 2020年5月16日にはIOCとWHOが覚書を

交わし、IOCはWHOの助言に従って行動する

こととなった。


 こうなったら東京五輪に対するIOCの方針

は習近平の意向一つで左右されることになる

のは目に見えていた。


<中略>


■「習近平号」の漕ぎ手は「コロナ惨敗国」

 日本:ツケを払うのは日本国民


 そのような外圧を喜んで受けて立ち、

「習近平号」の漕ぎ手を自ら名乗って懸命に

漕いでいるのが日本政府だ。


 そのツケを払わせられるのは日本国民で、

国民は命を捧げ経済破綻を強いられる。


 日本はコロナ対策で惨敗した国だ。


 ワクチン接種に関しても世界一の後進国

であると言っても過言ではない。


 さまざまなデータが出ているので、

ここで指摘するまでもないことだが、

最も見やすいデータにNHKの表示がある。


 ここまで立ち遅れている国が、世界から

10万人も集めて東京五輪を開催しようと

いうのだから正気の沙汰ではない。


 7月末に高齢者向けのワクチン接種が

終わったとしても、若者たちはどうする

のか?


 子供たちもどうするのか?


 7月に東京五輪を断行してしまえば、

日本政府のこれまでの国民の命を軽視する

姿勢から推測すれば、ワクチン接種の

スピードは減速する可能性さえある。


 復興五輪などと銘打ってスタートした

はずの東京五輪だが、あの原発事故から

日本は何を学んだのか?


 「予想できない危機」を回避するのが

「リスク管理」ではないのか?


 復興どころの騒ぎではなく、日本は今、

第二次世界大戦の「玉砕精神」に基づいて

「習近平号」を疾風の如く走らせるために、

罪もない日本国民の命を犠牲にして盲進し

ているのである。


■東京五輪を断行した時に強いられる契約

 「開催都市計画」


 東京が2020大会の開催都市に決定した

際に、東京都、

JOC(公益財団法人日本オリンピック委員会、

IOCの3者で締結した「開催都市計画」

なる契約がある。

そのリンク先にある

「開催都市契約(日本語訳)(899 KB)」

というPDFをクリックすると、そこに詳細

な契約内容が書いてある。


 その24頁にある「24.」の「a)保健サービ」

に概ね以下のようなことが書いてある。


――開催都市(など)は、IOCから受けたすべて

の指示に従い、(中略)本大会のために開催国

に滞在中に発生したあらゆる症状について、

IOCが指定する一部のカテゴリーの資格認定

を受けた人々(選手、チーム役員、チーム

スタッフ・・・・・・・が含まれるが、これ

らに限定されない)に対し、無料で提供する

ものとする。(引用ここまで)


 この無料提供というのは、日本側がお金を

出すということだから、結局は日本国民の

税金から捻出することになる。


 私たち日本国民は、このコロナ禍の中で

「命の選択」をされて入院も出来ず自宅療養

で死んでいき、ワクチンの接種も受けられな

いまま、全世界から10万人ほどの関係

スタッフを受け入れ、しかも爆発的なコロナ

感染が待っているかもしれない中で、

東京五輪開催を強要されているのである。


 復興五輪は

「予期できない津波による原発事故が招いた

災害からの復興」を謳いながら、コロナと

いう、予期できないウイルス災禍の中で、

やはり「予期できないリスク」を回避せずに

断行しようとする玉砕行動に向けて、いま

日本は突き進もうとしているのだ。


 虚構の「勝利」を国民に信じさせて、

竹やりで原子爆弾に立ち向かった愚かな日本。


 その愚かさだけでなく、原発事故もリスク

回避できず、さらにコロナ爆発と日本国民の

命と財産を捧げて「習近平号」を守り抜こう

としている愚かさに、日本国民全体が気づか

なければならないのではないだろうか。


 得をするのは習近平。


 儲かるのはIOC。


 多大なる犠牲に苦しむのは日本国民なの

である。


 天安門事件以降の日本の中国支援が、

今日の中国の繁栄をもたらしたことは、

もう何度も書いてきた。

拙著『裏切りと陰謀の中国共産党100年

秘史』の冒頭と最終章をご覧いただければ、

スタートから今日まで、中国共産党の繁栄

を支え続けてきたのは日本であることが

明確になる。


 日本国民には、その自覚を持ってほしい

と切望する。


【転載終了】

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>その24頁にある「24.」の「a)保健サービ」

に概ね以下のようなことが書いてある。


――開催都市(など)は、IOCから受けたすべて

の指示に従い、(中略)本大会のために開催国

に滞在中に発生したあらゆる症状について、

IOCが指定する一部のカテゴリーの資格認定

を受けた人々(選手、チーム役員、チーム

スタッフ・・・・・・・が含まれるが、これ

らに限定されない)に対し、無料で提供する

ものとする。(引用ここまで)


 IOCは負担を負わないように出来ている

のでしょう。


 初めて、IOCの正体が見えてきた大会に

なるでしょう。



>多大なる犠牲に苦しむのは日本国民なの

である。


 これは、役人や政治家が入ってしまうの

で、もう一歩突っ込んで、“庶民“というべ

きでしょうかね。


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