“夜の街”にワクチン集団接種案・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■“夜の街”にワクチン集団接種案・・・
「優先順位違うだろ」の声
公開日:2021/05/31
「夜の街」の関係者を対象に、
新型コロナウイルスのワクチン集団接種を
行う案が政府内に浮上しているという。
5月31日、FNNプライムオンラインが報じ
た。
どうやら、東京・新宿や渋谷などの歓楽街
で働く人が感染拡大の一因になっていると
して、“集団接種”に踏み切るつもりらしい。
これに対し、ネットの投稿欄が荒れている。
<でた! 本末転倒。政府関係者はそこまで
して飲みに行きたいのか! その前に保育士や
教師、鉄道・バス運転手らを集団接種させる
必要があるだろう>
<夜の街関係者を優先させても、未接種の客
同士で感染したり蔓延はする恐れもあるの
では?>といった疑問の声や、
<菅政権の閣僚や国会議員はよっぽど「夜の街」
に行きたいのね>
<国会議員のセンセーたちが我慢できなくなった
んでしょう>
<こういう時のために毎晩、大臣は「夜の街」
で飲み歩いて陳情を受けていたわけだな>と
いった、皮肉たっぷりのコメントも。
「1日100万件のワクチン接種」を掲げる
菅政権は、医療従事者や高齢者に続いて職場
や職種ごとの集団接種を検討している。
「夜の街の歓楽街関係者」もその流れなのだ
ろうが、「夜の街」よりも、まずは日常生活に
必要不可欠な仕事を担うエッセンシャルワーカー
や早期接種を求めている難病患者などを優先
するべきではないのか。
■政府は「昼の街」対策も考えるのが筋
政府に対してこうした批判が出たり、疑惑の目が
向けられるのも無理はない。
松本純元国家公安委員長ら自民党の衆院議員が
緊急事態宣言下に銀座のクラブに飲みに行っていた
ことは記憶に新しい。
同じように銀座に行った公明党の遠山清彦
前衆院議員は辞職した。
また、厚労省老健局の職員計23人が3月24日
に東京・銀座の居酒屋で深夜まで送別会を開き、
その後、同じ部署の複数の職員が新型コロナに
感染していたことも判明している。
そもそも「夜の街」は、新型コロナの感染が
広がり始めた昨年、「クラスター発生源」として
「パチンコ店」とともに悪者扱いされたものの、
直接的な因果関係は明らかになっていないのが
現状だ。
にもかかわらず、政府が新型コロナ対策として
「夜の街」対策を考えるのであれば、同様に
「昼の街」も考えるのが筋だろう。
長期間にわたる緊急事態宣言の間、政府や自治体
の休業要請に応じたものの、スズメの涙ほどの
補償しか支払われないために閉店を余儀なくされ
た飲食店は少なくないのだ。
やることなすことチグハグでピント外れ・・・
菅政権の迷走はまだまだ続きそうだ。
【転載終了】
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完全な「ダッチロール」状態ですね。
なにやっても、ピントがずれていますが、
なにが悪いのでしょうか?
官邸スタッフか?閣僚か?官僚か?
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