「尾身外し」明らかに・・・

田中龍作ジャーナル


【転載開始】


■「尾身外し」明らかに

 オリパラ組織委の専門家会議から

 2021年6月3日


 政府の新型コロナウイルス感染症対策

分科会の尾身茂会長。


 2日、衆院厚労委員会で

「今のパンデミックの状況で開催するの

は普通はない」

「そもそも、五輪をこういう状況の中で

何のためにやるのか。それがないと、一般

の人は協力しようと思わない」と答弁。

世の共感を呼ぶ一方でスガ官邸の不興を

買った。


 その尾身会長が五輪開催の是非を議論

するラウンドテーブル会議

(=オリパラ組織委が設置)から外され

ていることが分かった。


 きょう3日、開かれた対政府ヒアリングで、

長妻昭議員(立憲)がラウンドテーブルに

ついて触れ

「オリンピックを開催するのか、しないのか

(を議論するラウンドテーブル会議)に

尾身先生は入っているんでしょうね?」と

追及した。


 内閣官房のオリパラ推進本部事務局参事官は

「尾身先生は入ってございません」と答えた。

 長妻議員は「尾身先生ヌキでやっちゃおうと

いう感じなんですかね」と真相を突いた。


 オリパラ推進本部参事官は以下メンバー6人

の名前を読み上げた。


・岡部信彦(川崎市健康安全研究所長)

・河野一郎(組織委副会長)

・矢野晴美(組織委理事)

・斉藤智也(国立感染症研究所 感染症

 危機管理研究センター長)

・田島文博(和歌山県立医科大学リハビリ

 テーション医学講座教授)

・森村尚登(帝京大学医学部救急医学講座

 主任教授)


 長妻議員が

「(開催の是非を決める)結論が出るのはいつ

か?」と畳みかけた。


 オリパラ推進本部が答えきれなかったため、

長妻議員は「速やかに議事録と日時の提出を」

と求めた。


 五輪組織委は日本が焼け野が原になろうと

五輪開催に向けて突き進む。

警鐘を鳴らす尾身会長を外したことで、暴走

は加速する。


【転載終了】

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 尾見会長は、学者としての矜持を守った

のでしょう。


 オリパラ推進本部参事官は政府の意向を

汲むメンバーと言えるでしょう。


 メンバーの学者は、大会開催の科学的

根拠を持ち合わせているのでしょうか?

まあ、ただのイエスマンなのでしょう。


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